引き寄せの法則と科学を比較!どちらで願いは叶うのか

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引き寄せの法則では

「願いを叶えるには、願いが実現したものと考え自分に信じ込ませることが必要」

一方科学では

「叶えたいと思うほど叶わなくなる。実現したら楽しそうだなと考える」

真逆の考え方ですが、どちらが効果的なのでしょうか。

効果があるならどちらでもいいから、有効な方を教えてほしい。

そこでこの記事では2つを比較し、本当に願いを叶える方法と、効果的な目標の立て方までを紹介したいと思います。

「引き寄せの法則」根拠は何か

森

まずは引き寄せの法則が何をもとに考えられたのか、根拠を調べたいと思います。

イェール大学の実験が元になっているといわれているよ

「引き寄せの法則」元になった実験結果

●目標が明確になっている人と、目標の定まっていない人を集め比較をしたら、その後の成功率に差があった。

●学生を集めて目標を書いてもらい、将来どうなるか10年間追跡調査をしたところ、目標を明確に立てていた学生のほうがいい職業につき、年収や地位も高くなっていた。

これが元になっていると言われていますが、実はこの実験自体が行われておらず、全て嘘ということがわかったそうです。

どうしようかと思っていたら、参考になりそうな研究があったので紹介します。

「引き寄せの法則」と科学を比較

科学

引き寄せと科学の比較

・明確な願いをたてる
・叶えるには何かを差し出す
・期限をきめる
・毎日声にだして読む

・目標が叶うといいな
・代償はない
・期限あったほうがいい
・言わなくていい

この2つの比較できる実験がありました。

それぞれの目標に向かって進んだ人の3年後

ここからは「明確な願い=目標」と考えてくださいね

2019年のニューヨーク大学の研究で6歳~11歳の子どもを306人を対象に行われた実験を例に上げて考えてみます。

実験方法は、子どもたちを2つのグループにわけ、別々の質問をして3年間追跡調査を行いました。

①科学者になれる人生に興味はありますか?
②科学をしながら生きる人生に興味はありますか?

どちらがモチベーションを持ち続け、目標達成のために頑張り続けられたと思いますか?

表現がわかりずらいので補足をすると

①は科学者になった人生。君は科学者になりたいか?と自分の存在に注目をさせた質問です

②は科学にたずさわる人生。君は人生で科学を続けていきたいか?と自分の行動に注目をさせた質問です。

①には明確な目標があり、②には明確な目標がありません。

ということは、①が引き寄せの法則②がと科学と置き換えることができるのです。

その後3年間追跡調査して、全員の科学に対する興味を再度確認した結果がこちらです。

結果はどうなったのか

①「科学者になれる人生に興味はあるか」(引き寄せの法則)

3年後このグループの子どもたちは、科学者になれる自信を失っていました。

理由は科学者にふさわしいのか、自分に才能はあるか、理想とする科学者になれないかもしれない不安からやる気を失ってしまったそうです。

不安の中で頑張り続けるのは難しいですよね。こちらのグループは、真剣になりすぎて苦しくなり、目標達成の前に諦めてしまったのです。

②「科学をしながら生きる人生に興味はあるか」(科学)

3年後このグループの子どもたちは、科学に対する希望が大きくなっており、これからも科学をしながら生きたいと思っていました。

好きだからやっている。気が付いたら科学者になっていた、ということになりそうです。

科学者の存在を意識していないからこそ、目の前の事に集中することができたのでしょう。

つまり明確な存在を目標とするよりも、何をするのか行動に注目したほうが目標が達成されやすいことが実験でわかったのです。

失敗しない目標とは

HARM法則

目標を達成するにはまず、腹をくくることが大切です。

とはいえ本当に好きな事の場合は、気にせずとも実行できていることが多いです。

・批判されても負けないと決める
・失敗したら、頑張った自分をほめる
・失敗は次に生かす材料にする

達成しやすい目標の立て方

①自分の意志でできることを目標にする
友人を家に招待することはできるが、友人に招待されるのは達成しにくい。

②定期的にできることを目標にする
週に2回温水プールには行けるが、海で泳ぐのは達成しにくい。

③現実的なことを目標にする
劇団に入るのはできるが、有名な芸能人になるのは達成しにくい。

④具体的なことを目標にする
わからないことは○○さんに聞く。自分に自信をつけるでは達成しにくい。

⑤好きなことを目標にする
友達と遊びに行くは楽しいが、壊れた扉を直すのは達成しにくい。

最後に

同じくニューヨーク大学のピーター・ゴルウィツァー博士も、目標達成の研究を発表しています。

目標を紙に書いてもらい、みんなの前で発表したグループと、発表しなかったグループをつくりました。

発表の後にどちらのグループにも45分与え、目標達成の方法を書かせたところ、発表をしたグループは平均33分で考えるのをやめてしまいました。

一方、発表しなかったグループでは45分じっくり考えたうえで、まだやれることがあるかもしれない、と話したそうです。

ゴルウィツァー博士はこの結果について、人に話すことで目標を達成したと錯覚したからとしています。

このことから、目標を「毎日声を出して読む」ことは逆効果と言えそうですね。

真剣に夢を追うのも大切ですが、重くとらえず楽しく考えることがおすすめです。

ー参考文献ー
マンガでやさしくわかるアドラー心理学
思考は現実化する_アクション・マニュアルつき
Children lose confidence in their potential to “be scientists,” but not in their capacity to “do science”

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