隣の席の同僚が、悪口ばかり言ってるから嫌なんだけど…
ありえないのは私の悪口も言ってるくせに、何事もなかったように普通に話しかけてくるところ!
確かにでうんざりしますが、仕事だと簡単に無視するわけにもいかないですよね。
そう思っている人、きっとこの記事が役に立つと思います!
この記事でわかること
- 悪口を言う人の心理
- 悪口を言う人の対処方法
- 性格の悪さは顔の「シワ」に現れる
末路を知ると、あわれすぎて可哀そうになるかもしれません
どうして悪口ばかり言ってるの?「悪口を言う人」の心理
- 能力をアピールしたい
- 冗談で場を盛り上げたい
- ストレス発散
順番にみていきましょう。
悪口を言う心理①能力をアピールしたい
他人のミスを指摘して、自分が有能だとアピールしたい!
悪口を言う人は
- 自分に自信がない
- 自分の評価が不満
この2つのどちらかです。
人間なので合わない人がいるのは当たり前。
そうではなく、無差別に悪口を言うのは相手の評価を下げ、自分の能力が高いと思わせるのが目的です。
他人のあらを探せば自分が有能に見えると勘違いしている悲しい人
悪口を言う心理②冗談で場を盛り上げたい
自分のジョークが面白いと勘違い!冗談といじめの差がわからない怖いヤツ
このパターンの人はマナーや礼儀がわからないので、だいたい空気が読めません。
そんな人の特徴は
- 自分の毒舌が面白いと思っている
- 常に話題の中心でいたい
周りにとっては迷惑ですが、本人はMC気どりで他人をイジリ倒します。
自分をマツコデラックスだと思っているのかな?
マツコさんは毒舌ですが、悪口にならないちょうどいいラインを責めてきます。
しかし、これには
- 相当なユーモア
- 会話のセンス
が必要です。
素人でこれをできる人はまずいないでしょう。
聞いている人間や、イジられた本人が不快な思いをしているならそれはただの悪口です!
悪口を言う心理③ストレス発散
ただ単にストレスを発散するために、他人のアラを探してる
自分のことしか考えないし目的もない。ある意味一番迷惑な人間です。
ストレスの原因は何でもよく
- 旦那と喧嘩した
- 家電が壊れた
- 寝坊した
など、単に日常生活のストレスです。
家で何があっても仕事には関係ないのに、切り替えできないお子様メンタル!
この人達は、とりあえず文句を言いたいだけなので
- 相手が嫌いなわけでも
- 悪口の内容に意味があるわけでも
ありません。
「悪口=呼吸」なので、意識せずに吐き出しているだけなのです。
だから私の悪口を言っても、普通に話しかけてこられるのね!
悩むだけムダ!
悪口ばかり言う人は「嫌いだから言う」なんて考えは、全く持ち合わせていないってコト
もう聞きたくない!「悪口を言う人」の対処法
- 他人の悪口を「聞かされたとき」
- 自分が悪口を「言われたとき」
対処法①他人の悪口を「聞かされたとき」
解決方法は、
生返事で大丈夫。うわの空で聞けばいい
これに限ります。
隣の席に悪口を言う人がいるのは嫌ですが、悪口を聞かされるのは、悪口を聞いてしまうから。
そんなこと言っても仕事だし、変に無視して刺激したくないのよね・・・
その優しさが命取!
世の中ギブ&テイク。優しくない相手に優しさは不要です。
真面目に聞いて仕事の効率が落ちるだけならまだしも、嫌な気分になり自分のメンタルが落ち込んでも誰も責任はとってくれません。
嫌な会話は本気で聞かず、生返事で十分です!
具体的には?
「そうなんだぁ」「へぇ~」
「ちょっと!!聞いてる!?」と言われても
「ごめん、この仕事急ぎだから~」と適当に言えばOKです。
そんなことをしたら「自分の悪口を言われてしまう!」と心配しているあなた、
安心して下さい、もともと言われているんです
「仕事中に話しかけてもまともに会話しないのよ」なんて悪口を言ってたら、ちょっと面白いですけどね。
まぁそれは冗談ですが、どんな対応をしても悪口の回数が減るだけで、言われることに変わりはありません。
ですから「話を聞かなかったから悪口を言われる」という考えは捨てましょう。
あなたが話を聞いてくれる相手だから、甘えて話しかけてくるだけです。
うわの空を繰り返していれば、自分の欲求が満たされないと感じ、何も言わなくても相手から勝手に離れていくはずです。
仕事の以外の話はもう聞かない!
対処法②自分が悪口を「言われたとき」
最初だけYesマン。相手の発言を認めよう
面倒な相手を素早く黙らせる方法は、相手の意見を肯定することです。
なぜ?それは不意をつくためです。
悪口を言ってくる相手は、反論されると思っているハズ。肯定されると驚いて一瞬の隙ができるので、そのタイミングで自分の意見を話します。
具体的には?
→「私もそう思います」
「私も仕事が遅いと思います」
ですが、間違いがあるとお客さんに迷惑がかかるからチェックしてるんです
そこで会話は終了です。
なぜならそれ以上話しても、悪口をいわれるだけだから。
ポイントはあなた自身の気持ちをきちんと伝えること。そうしないと、想像で変な尾ひれがつくかもしれません。
一番ダメなのは「あなたは速いけどミスばっかりですね」など、相手を批判してしまうこと!
やり返すことには何の意味もありません。
だって、それこそ相手の望んでいる反応だから。
悪口を言う人は、自分を批判された会話をネタに悪口を言い広めようとウズウズしているのが本音です。
まずは相手を肯定して、一瞬のスキに自分の気持ちを話してみよう
大丈夫、悪口を言われても「傷つかない思考法」
ここでは「悪口を言われても傷つかない」ためのメンタルトレーニングを2つ紹介していきます。
思考法①悪口ゲーム「言われたら勝ち!」
悪口を言う目的は、相手の評価を落とすことでした。
つまり、あなたが悪口を言われている部分は
相手が自分には勝てない(脅威)と感じている部分
と言い換えることができるのです。
具体的には
- 仕事が遅いと言われた
⇒丁寧な仕事ぶりが脅威 - 仕事の服装じゃないと言われた
⇒かわいい服が羨ましい
などが、本当の意味だとポジティブにとらえましょう。
自分で長所を見つけるのは大変ですが、悪口を言う人は、勝手にあなたの長所をみつけてくれるので便利に利用させてもらいましょう。
悪口を、自分の長所を見つけるゲームだと思えばいい!
思考法②真実はいつも1つ「自己分析ノート」
言われた悪口を、事実よりも大きくして余分に傷ついていませんか?
そんな人にオススメの方法です。できれば紙とペンを用意して下さいね。
やり方は簡単です。嫌な事を言われた時の
- 相手の言葉
- 表情
- どうして嫌だと感じたのか
これを紙に書くだけです。
具体的には?
- 思い出せる事実を明確に書き出す
- 想像、感情の部分は線で消す
- 事実のみを確認する
実際にやっていきましょう。
1・思い出せる事実を明確に書く
- どんな場所で?
- 何を言われた?
- 相手の話すスピードは?
- 声のトーンは?
思い出せる全てのことを書いてみました。
私が社内の倉庫で探し物をしてたとき、アイツが悪口を言うためだけにわざわざ倉庫まで入ってきて「こんなところでサボってたの?ホント使えない!あんた評価最悪だから」と早口でまくしたてた後、何もしないで出て行った。
わざわざ倉庫まで来て言う必要ある?評価最悪ってなんだろう…。
上司が何か言ってた?それとも何かミスしたのか心配。
2・想像、感情の部分は線で消す
最後まで書いたらその中から、
- 自分の想像で書いた部分
- 感情で書いた部分
に線を引き消します。
私が社内の倉庫で探し物をしてたとき、アイツが悪口を言うためだけにわざわざ倉庫まで入ってきて「こんなところでサボってたの?ホント使えない!あんた評価最悪だから」
と早口でまくしたてた後、何もしないで出て行った。
わざわざ倉庫まで来て言う必要ある?評価最悪ってなんだろう…。上司が何か言ってた?それとも何かミスしたのか心配。
下の2行は全て想像&感情です。
3・事実のみを確認する
これが最後のステップです。線の引いていない部分を確認しましょう。
- 私が倉庫で探し物をしてたとき、アイツが倉庫に入ってきた
- こんなところでサボってたの?ホント使えない!あんた評価最悪だからと早口で言った
- 何もしないで出て行った
これが事実です。
「いつも悪口を言うアイツ」や「まくしたてた」は先入観&感情。文字にするとわかりやすい
事実と、あなたの気持ちをあわせて考えみると・・・?
- わざわざ倉庫まで来て言う必要ある?
⇒本当は用事があったのかも - 早口でまくしたてた
⇒気まずかった?驚いたのかも - 評価最悪。上司が何か言ってた?
⇒適当に言っている可能性アリ
⇒同僚に聞いてみよう - ミスしたのか心配。
⇒いつもはミスしたら指摘される
⇒それがないってことは、ミスしてない
気分は悪いですが、余計な思い込みをそぎ落とせば無駄に傷つくことはなくなります。
思い込みに気付けば、傷つく回数は減らしていける!
最後はどうなる?「悪口を言い続けた人」の悲惨な末路
悪口は自分に返ってくる
悪口を言ったとき、脳は
- 「誰かの悪口」ではなく
- 「自分の悪口」として認識
します。
たとえば「○○さんの存在が許せない」と口に出して言った場合、脳内では「自分の存在が許せない」と変換されています。
なぜ、こんなことが起こるのか?
脳は、主語を認識できません!
脳は話の内容や言っている事は理解できても、その内容が誰に向けて言われているかは理解できないのです。
ドラマを見て、主人公が楽しんでいると「自分のことのように楽しく」主人公が泣いていれば「自分のことのように悲しい」気持ちになるのはこのためです。
感情移入。つまり脳にとって他人の悪口は自分に言っているのと同じこと
それって、ず~っと自分の「脳」に悪口を言い続けているってことだよね。
なにか悪いこととか起きないの?
悪口を言い続けると顔の「シワ」に性格の悪さが滲み出る
ずっと悪口を言い続けると、表情が誰もが嫌がる悪人顔に変わります!
政治家や犯罪者の写真をみて、
- コイツ、絶対悪いことしてる
- 怖い、性格悪そうだな~
と感じたことがあると思います。
それは、ただの直観や思い込みではありません。
人間は顔の「シワ」から根拠をもって嫌な顔を判断しています!
早ければ30代、遅くても40代になると顔に「シワ」はでてきます。
服の「シワ」が関節など、よく使う場所にできるように、人間の顔にもよく使う場所に「シワ」ができるのです。
ということは、悪口の表情をよく使う人には
悪口を言う形のシワができるというわけです
血が繋がっていないのに、長年連れ添った夫婦の顔が似ていると思ったことはありませんか?
この理由も同じで、一緒の時間を過ごし同じ感情を共有すると、自然と同じ表情が多くなっていくからです。
結果、同じ場所にシワができ、顔が似ていると感じます
面白いですよね。
悪口を言う人も、若いうちはいいかもしれません。
しかし30代後半にもなれば、意地悪な顔というだけで若い人からは恐れられ誰も近づきたがりません。
仲良くしてくれるのは結局、同じ穴に住む意地悪顔のおばさんばかり。
とはいえ、仲良しグループのなかでもそれぞれの悪口を言い続けて…。
まさに、負の無限ループ。これが悪口を言い続ける人の末路です
ちょっとかわいそうですが…。
いちばんの仕返しは、そのままずっと悪口を言い続けてもらうことなのかもしれませんね
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ではまたっ!
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