
隣の席の同僚が、悪口ばかり言ってるから嫌なんだけど…
聞いてるだけでうんざりしますが、仕事だと簡単に無視するわけにもいかないですよね。

ありえないのは、私の悪口も言ってるくせに、何事もなかったように普通に話しかけてくるところ!
確かに…。
嫌いなら話さなければいいのに、意味わからん!
そう思っている人、きっとこの記事が役に立つと思います。
この記事でわかること
●悪口を言う人の心理
●悪口を言う人の対処方法
●性格の悪さは顔の「シワ」に現れる

末路を知ると、哀れすぎて可哀そうになるかもしれません
どうして悪口ばかり言ってるの?「悪口を言う人」の心理
❷冗談で場を盛り上げたい
❸ストレス発散

順番にみていきましょう
①能力をアピールしたい
他人のミスを指摘して、自分のほうが有能であるとアピールしたい
悪口を言う人は、
- 自分に自信がないか
- 正当に評価されていないと不満を感じている
この2つのどちらかです。
人間なので、個人的に合わない人がいるのは仕方のないこと。
そうではなく、誰彼かまわず悪口を言うのは、相手の評価を下げて自分の能力が高いと思わせるのが目的です。

他人のあらを探して、自分が有能になった気分に浸ってる!
②冗談で場を盛り上げたい
自分のジョークが面白いと勘違いしている、冗談といじめの差がわからない
このパターンの人は、マナーや礼儀がわかっておらず、
- 自分の毒舌は面白いと勘違いしている
- 話題の中心でいたい
周りにとっては迷惑ですが、本人はMC気どりで他人をイジリ倒します。
マツコデラックスさんは、悪口にならない、嫌われない毒舌キャラですが、
これには相当なユーモアや、会話のセンスが必要です。
素人でこれをできる人は、まずいないでしょう。

聞いている人間や、イジられた本人が不快な思いをしているなら、それはただの悪口です
③ストレス発散
ただ単にストレスを発散するために、他人のアラを探している
自分のことしか考えないし、目的もない。ある意味一番迷惑な人間です
ストレスの原因は何でもよくて、
- 旦那と喧嘩した
- 家電が壊れた
- 朝寝坊した
など、単に日常生活のストレスです。
家で何があっても、仕事には関係ないのですが、気持ちの切り替えができないんですよね。
この人達は、とりあえず誰かに文句を言いたいだけなので、
●特定の誰かがいるわけでも
●悪口の内容に意味があるわけでも
ありません。

だから悪口を言った人とも、普通に話せるんだね
つまり、悪口ばかり言う人には「嫌いな人=悪口」といった常識的な考えは、全く通用しないということです。
もう聞きたくない!「悪口を言う人」の対処方法
❷自分の悪口を「言われたとき」
①他人の悪口を「聞かされたとき」
生返事で大丈夫。うわの空で聞けばいい
隣の席に悪口を言う人がいるのは厳しい状況ですが、悪口を聞かされるのは、悪口を聞いてしまうから。
仕事中だし、相手を否定してヒートアップさせたくない?
優しくない相手にそんな優しさは不要です。
真面目に聞いて仕事の効率が落ちるだけならまだしも、嫌な気分になりメンタルが落ち込んでも誰も責任はとってくれません。

嫌な会話は本気で聞かず、生返事をするようにしていきましょう
具体的には
「ちょっと!!聞いてる!?」と言われても
「ごめん、この仕事急ぎだから」
と適当に言えばOKです
そんなことをしたら、自分の悪口を言われてしまう?
安心して下さい、もともと言われているんです。
誰彼構わず悪口を言う人は、どんな対応をしても、誰に対しても言ってます。
ですから、「話を聞かなかったから悪口を言われる」という考えは捨てましょう。
あなたが話を聞いてくれる相手だから、うれしくて話しかけてくるだけです。
うわの空を繰り返していれば、自分の欲求が満たされないと感じ、何も言わなくても相手から勝手に離れていくでしょう。

仕事の以外の話は、もう聞かないで!
②自分の悪口を「言われたとき」
最初だけYesマン。相手の発言を認めよう
面倒な相手を素早く黙らせる方法は、相手の意見を肯定することです。
なぜ?それは不意をつくためです。
悪口を言ってくる相手は、反論されると思っているハズ。肯定されると驚いて何も言えなくなってしまいます。
具体的には
→「私もそう思います」
最初はまず相手を認め、その後に伝えたいことを言って下さい。
例えば、「私も仕事は遅いと思います」ですが、
- 間違いをお客さんに指摘されてはいけないと思っている
- 最低2回、できた資料をチェックしている
- あえて確認に時間をかけている
など。できるだけ冷静に伝えることがポイントです。

一番ダメなのは「あなたは速いけどミスばっかりですね」などの批判です
なぜなら、それこそ相手の望んでいる反応だから。
悪口を言う人は、批判された会話をネタに悪口を言い広めようとウズウズしているのが本音です。

波風立てたくないなら、まずは相手を肯定してみよう
大丈夫、悪口を言われても「傷つかない思考法」
ここでは「悪口を言われても傷つかない」ためのメンタルトレーニングを2つ紹介していきます。
①悪口ゲーム「言われたら勝ち!」
悪口を言う目的は、相手の評価を落とすことでした。
つまり、あなたが悪口を言われている部分は、

相手が自分には勝てない(脅威)と感じている部分
と言い換えることができるのです。
具体的には
→丁寧な仕事ぶりが脅威
●仕事の服装じゃないと言われた
→かわいい服が羨ましい
などが、本当の意味だとポジティブにとらえましょう。
自分の長所を見つけるのは大変ですが、悪口を言う人は、勝手にあなたの長所をみつけてくれるので、見方をかえて有難いと思うようにすると良いでしょう。

悪口を、自分の長所を見つけるゲームだと思えばいい!
②真実はいつも1つ「自己分析ノート」
言われた悪口を、事実よりも大きくして、余計に傷ついていませんか?
ここでは事実だけを確認します。できれば紙とペンを用意して下さいね。
やり方は簡単です。
嫌な事を言われた時の、
- 相手の言葉
- 表情
- どうして自分が嫌だと感じたのか
これを紙に書くだけです。
具体的には
❷想像、感情の部分は線で消す
❸事実のみを確認する
順番にみていきましょう。
1・思い出せる事実を明確に書き出そう
- どんな場所で?
- 何を言われた?
- 相手の話すスピードは?
- 声のトーンは?
思い出せる全てのことを、明確に書いていきましょう。
書庫で整理をしていたら、いきなり上司が入ってきて
「制服のスカートが短い」
とキツイ口調で言って、嫌な感じでジロジロ見られた。
今まで1度も注意されなかったのに急に言い出したのは、
お局の佐藤さんが、何か言ったんだと思う。
上司も佐藤さんもホントいやなヤツ、ムカつく!
2・想像、感情の部分は線で消す
最後まで書いたらその中から、
- 自分の想像で書いた部分
- 感情で書いてしまった部分
に線を引き消していきます。
書庫で整理をしていたら、いきなり上司が入ってきて
「制服のスカートが短い」とキツイ口調で言って、嫌な感じでジロジロ見られた。
今まで1度も注意されなかったのに急に言い出したのは、お局の佐藤さんが、何か言ったんだと思う。
上司も佐藤さんもホントいやなヤツ、ムカつく!
ほとんどが、自分の想像と感情だとわかると思います。
3・事実のみを確認する
これが最後のステップです。線の引いていない部分を確認しましょう。
上の例の場合は、
- 書庫で整理をしていた
- 上司が入ってきた
- 「制服のスカートが短い」と言われた
- 今まで1度も注意されなかったのに急に言い出した
真実は「書庫で整理をしている時、上司にスカートの丈を注意された」だけ。
「いやいや、そんなわけないやん!」と思ったあなた、
●いきなり入ってきたと感じたのは
⇒整理に集中していたから
●ジロジロ見られたと感じたのは
⇒スカートに性的な嫌悪を持ったから
スカートを注意するなら、スカートを見るのは当然ですし、お局さんのことに関しては全て想像にすぎません。
繰り返しますが、スカートの丈を注意された。真実はそれだけです。
注意されるのは気分が悪いですが、余計な思い込みをそぎ落とせば無駄に傷つくことはなくなります。

思い込みに気付けば、傷つく回数は減らしていける!
思い込みについて知るには?▼

最後はどうなる?「悪口を言い続けた人」の悲惨な末路
悪口は自分に返ってくる
悪口を言ったとき、脳には「誰かの悪口」ではなく、「自分の悪口」として認識されることがわかっています。
つまり「○○さんの存在が許せない」と口に出して言った場合、脳内では「自分の存在が許せない」と変換されているということです。
なぜこんなことが起こるのか?

脳は、主語を認識できません!
脳は、話の内容や言っている事は理解できても、その内容が誰に向けて言われているかは理解できないのです。
楽しい話は「自分のことのように楽しく」感じ、映画を見て「自分のことのように悲しい」気持ちになるのは、このためです。
脳にとって、他人の悪口は自分に言っているのと同じこと。
長い何月をかけ、「脳」に悪口を言い続けるとどうなるのでしょう?
顔の「シワ」に性格の悪さが滲み出る
政治家や、犯罪者の写真をみて
●悪そうな顔をしているな
●性格の悪さが顔に滲み出てる
と感じたことはあるでしょう。
それは、ただの直観や思い込みではありません。

顔の「シワ」を見て、根拠をもって私たちは判断しています!
早ければ30代、遅くても40代になると、顔に「シワ」はでてきます。
服の「シワ」が関節などの、よく使う場所にできるように、人間の顔にも、よく使う場所に「シワ」ができるのです。
つまり、悪口の表情をよく使う人
悪口ばかり言う人には、悪口を言う形のシワができるというわけです。
血が繋がっていないのに、長年連れ添った夫婦の顔が似ていると思ったことはありませんか?
この理由も同じで、一緒の時間を過ごして同じ感情を共有すると、自然と同じ表情が多くなるのです。

その結果、同じような場所にシワができ、顔が似てきます
面白いですよね。
悪口を言う人も、若いうちはいいかもしれません。
しかし30代後半にもなれば、意地悪な顔というだけで恐れられ、若い子は誰も近づきたがりません。
仲良くしてくれるのは結局、同じ穴に住む意地悪顔のおばさんばかり。
とはいえ、仲良グループのなかでも、それぞれの悪口を言い続けていく…。
まさに、負の無限ループ。これが悪口を言い続ける人の末路です。
悪口を言う人って人を妬んでいますよね
悪口もよくないですが、妬みもドロドロして嫌な気がしませんか?
口には出さなくても羨ましい、気に入らないという感情は誰しも持っているでしょう。
自分の中から「ねたみ」を失くしたい方にもおすすめです。

この記事の参考資料▼