- 気がつくと、いつも仕事を押し付けられてる
- 運が悪い?仕事の要領が悪いだけ?
もしかして、自分ばかり損してる!?
この記事はそんな人に読んでほしい。
仕事を押し付けられるあなたは、いいように考えれば必要とされているのかもしれません。
だけど、何事にも限度はあります。
きっとこの記事を読んでいるあなたは、少なからず心にモヤモヤを感じているのでしょう。
そこで、この記事では
- 他人に利用される人の特徴
- 他人を利用する人の特徴
- どうすれば、利用されなくなるのか
についてお伝えしたいと思います。
「嫌われたくない」と悩むあなたも、やんわり断れるようになるはずです♪
「仕事で利用されやすい」のはどんな人?
利用されやすい人特徴①自分が我慢すればいいと思ってる
次の3人の中で、あなたがお願いしやすいのは何番ですか?
- 100%断る人
- 50%で断る人
- ほとんど断らない人
当然③だけど?
いつも利用されているあなたでも「ほとんど断らない人」に頼みますよね。
それは単純に「断らなから頼みやすい」たったそれだけこと。
利用する相手にしてみれば、いつも通りのことでしょう。
言わなければ伝わらないのは、恋愛でも仕事でも同じこと。不満や文句も言わなければ、相手に伝わらないよ!
そんな単純なことかしら・・・?
ほとんどの人は「断らない=満足している」と自分の都合よく解釈してしまいます。
あなたの本心がどうであれ、仕事を引き受けるたび他人はあなたを利用しやすくなるのが現実です。
待っていれば改善される?そんな幻想はさっさと捨てて、まずはいちど断っちゃおう
※どれを引き受けて、どれを断るか。選択方法は対処法で書いています。
利用されやすい人特徴②どうせ、と諦めている
- どうせまた私だけ残業
- どうせ今日もみんな仕事してくれない
どうせ言っても何も変わらない、今更何をしても無駄だから・・・
だから、言葉にしないと伝わらないんだよ
女性は「ちゃんと言ってほしいの」「言葉で言ってくれなきゃわかんないよ」なんて言った経験。身に覚えがありませんか?
男性は、言われた経験がありませんか?
これって、
- 相手は伝わっていると思っている→言わない
- 自分は言葉で言われてない→わからない
ということです。
「どうせ」と考える人は、その思考に行きつくまでに、辛いことに文句も言わず一人で頑張ってきたのだと思います。
ですが、相手はあなたのことを「単なる仕事好き」と思っているのです。
だからこそ、ちゃんと言葉で伝えよう
利用している人は、あなたが素直に引き受けるから
- 現状を諦めている
- 我慢している
- 本当は愚痴がある
ことに気付いていないのです。
1回でもクリアしておくと、心がずいぶん軽くなりますよ
「どうせ」をやめる方法を知る?▼
利用されやすい人特徴③いい人でいたい、嫌われたくない
- 損をしてでも仕事をする自分は偉い
- 断ったら嫌われる
- みんなが感謝してくれるから
これは本当にあなたの本音ですか?
以下の2点を確認して、自己満足でないか考えてみてください。
- 仕事を断る人は、全員職場で嫌われているか
- 仕事を断らない人(あなた)は、職場全員から感謝されてるか
仕事を断る人は「そういう人」と、特別に嫌われてはいないと思います。
そして、あなたは特別「感謝されている」というわけでもないでしょう。
人は特別な事には感謝しますが、毎日だと慣れて当たり前になってしまいます
お母さんが朝ご飯を作るのは普通、お父さんが作ると特別に感じるのと同じです。
たまに手伝うから感謝されるもので、毎日の場合は誰も感謝しなくなるのです。
スペシャル感が重要
皮肉な話ですが、普段残業せず、ここぞという時に残業した人があなたより感謝されているはずです。
自分が「いい人でいたい」と思えば思うほど、他人から感謝されることは少なくなっていくから要注意
本音を言う方法を知る?▼
「他人を利用」するのはどんな人?
利用する人の特徴①怒る・はっきり断る
「怒る」でイメージするものは?
上司が部下に怒る。親が子どもに怒るとか、かな
怒り(いかり)の感情があっても、目上の人に怒る(おこる)ことはしませんね。
「怒る」という行為は権力がある、高い地位を持っている人が下の者に対してする行為です。
あの子新人だけど怒るとめんどうだから言う事を聞いておこう・・・
それってもう上下関係が逆転してるから!
日常でも
- あの人は面倒だから先にしてあげよう
- クレーマーだから丁寧に対応しよう
いういったことはありますよね。
これもある意味、上下関係です。
「他人を利用する」人は、頼みづらいから辞めておこうとか考えない
常に「損得」で仕事を考え、得にならないと判断したら「○○さんお願いできる?」とはっきり伝えます。
つまり「他人を利用する人」は
自分の得にならないと判断したら、感情をむき出にして、我慢をしない人
利用する人の特徴②褒める・見下す
怒ると褒める。全く逆のことですが、これも上下関係を生み出します。
上司が部下を褒める、親が子どもを褒める…。確かに上下関係かも
心理学で褒めるとは「能力のある人が、能力のない人に対してする行為。その目的は相手を操作するためだ」
と考えられています。
上司が部下を褒める、親が子どもを褒める。
怒るのは「権力がある、高い地位を持っている人が下の者に対してする行為」と書きましたが、褒めるのも上の立場の人間が、下の立場の人間を思い通りに動かすための方法です。
たとえば、小学生に「よくやったな!」と言われたら「バカにしてっ!」とイラつきますよね。
ですが、上司に「よくやったな!」と言われてもイラつきません。
自分の中の上下関係で、同じ褒め言葉でも感じ方が変わるってことだね
もし、上司でもないのに褒めてくる人間がいたら、あなたは利用されているだけではなく、バカにもされていることに気付かなくてはいけません。
他人を利用する人は、
相手を称賛することで、人を思い通りに動かそうとしているということを理解しよう
利用する人の特徴③感謝の気持ちがない
「褒める」は上下関係を作り出すものでしたが、相手が対等な場合にはどんな行動になると思いますか?
対等なら感謝してほしい。私ならまず「お礼」を言うと思うわ
通常、人には「ギブ&テイク」の精神があり
- 仕事を手伝ってもらう
- プレゼントをもらう
こうすると、自分もお返しをしなくちゃと考えます。(返報性の法則)
それって普通でしょ
と思ったあなたは正常です。
しかし「他人を利用する」人にはこの考えがまったく通用しないのです。
なぜって?繰り返しになりますが「損得」で考え、我慢をしない人だからです。
利用する人は「お返しなんかしたら、自分が損しちゃうでしょ?」という考え。こわい~
返報性の法則について知る▼
仕事で利用されている?自分ばかり損してる!と感じたときの対処法
「GIVE & TAKE」⇩なんとこちらの本には長期的に見れば「損をする人」の方が成功すると書かれています。
損ばかりしている人にはウレシイ言葉。もう少し詳しくみていこう
本によると、
- 自分の得しか考えない人は
周りから嫌われる→時間と共に評価は下がり結果的に損をする - 損をし続ける人は
みんなが一緒に仕事をすることを望む→評判が広まり結果的に得をする
というのです。
長い目でみればいつか努力は報われるということ
とはいえ、この記事を読んでいるあなたは
利用されるのはもうこりごり。今すぐなんとかしてよ!
と思っていますよね。大丈夫、安心してください。
ここからは、頑張っただけ評価を得られる方法を紹介していきますよ~
正当な「評価をされる」仕事の選択方法
具体的な選択方法のルールは、
❶あなたに感謝してくれる人から頼まれた仕事だけ引き受ける
(当り前の顔をして、お礼も言わない人からの仕事は断わる)
❷5分以内にできることなら引き受ける
①は必ず守ってほしいこと、②は自分の感覚で変更しても構いません。
5分ではなく、10分や3分以内にできることに変更してもOKですが、いちど決めたら簡単には変更しないでね!
重要なのは、自分のルールを明確に決めてそれを実行することです。
これができれば、努力は報われ頑張っただけの評価を得られるように変わります。
まずは、頼まれた仕事を全て引き受けず、選択することから始めてみよう
仕事で利用されている?と感じたときの対処法:まとめ
損をする・利用される人の特徴
- 「自分が我慢すればいい」と耐える
- 「どうせ○○」と諦めている
- 「仕事をする自分は偉い」良い人と思われたい
他人を利用する人の特徴
- 感情をむきだしにして、我慢をしない
- 損得で行動し、感謝をしない
- 相手を褒めて、思い通りに動かす
仕事を引き受けるポイント
- 感謝してくれる人から頼まれた仕事だけ引き受ける
(当り前の顔をして、お礼も言わない人からの仕事は断る) - 5分以内にできることなら引き受ける
どうでしょうか?並べてみると自然と答えが見えてくるのではないでしょうか。
「損ばかりしている・利用される人」は
他人から良く思われたくて、自分が我慢して頑張ります。
その後、状況が辛くなっても自分の気持ちを言い出せず「どうせ」と諦めてしまいました。
「損をしない・他人を利用する人」は
他人からどう思われるかよりも、自分の意志を通します。
その後相手を褒めて、相手を思い通りに動かしていく。
行動するのは怖いけど間違ってない。いばらの道かもしれないけど、ちゃんと前に進んでますよ♪
ではまたっ!
「とにかく今が辛い」「もう仕事辞めたいんだよ!」という人には、こちらの記事もオススメです
※紹介した本
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