自分より他人を優先。もう自分に嘘をつくのやめたらどうですか?

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私が本音を言ったらきっとみんなに嫌われる。だって小さい頃からいつも変わっていると言われていたから。会社では嫌われないようにいつも多い意見に合わせてたけど、みんなはそうじゃないの?

自分に嘘をつくと、それは時間をかけて真実に変わっていくのです。

この記事では本音を言えるようになるために、自分に嘘をつく原因や理由、本音を言える方法を紹介していこうと思います。

この記事でわかること

・嘘は真実に変わります
・どうして嘘はやめられない?
・本音を言えるようになる方法

子どもの頃、自分より相手を優先しなさい、人に嘘をついてはいけません、と言われた経験があると思います。

しかし自分に嘘をついてはいけません、とは誰も教えてくれませんでした。

自分についた嘘は真実に変わります

天秤

他人をだまそうとして嘘をつくと、多くの人は罪悪感を覚えます。

たまにに生まれつきの詐欺師なのか嘘をついてもなんとも思わない人や、病気のせいか息をするように嘘をつく人もいますが、今回はそういった内容は除外していきます。

一般の人は日常生活の中で「コイツをだましてやろう」という気持ちで嘘をつくことは、そんなにないと思います。

というのも日常でつく嘘の80%以上は、自分を納得させるために言う自分につく嘘だと言われているからです。

例えばこんな時

用事があったけど残業を頼まれた。引き受けた後で
「給料が増えるからよかったのだ」
「自分はまだ新人だから」
と自分に嘘をついて納得させた。

他人に嘘をつけば罪悪感を感じるのに、自分についたに嘘にはむしろ「いいことをしている」とさえ思ってしまう。

確かに私たちは相手の気持ちを考えましょう、自分勝手はいけません。

そう教えられてきましたが、自分にだって相手から気持ちを考えてもらう権利があることを忘れてはいけないのです。

自分についた嘘は、時間をかけて真実になる

嘘をつき「いいことをしている」と思い続けると、自分についた嘘は自分だけの真実に変わっていきます。

しかもこの嘘は他人に気付かれることはなく、自分でも気付かないまま真実になっていることさえあるのです。

私の体験談

新人ナース時代、本来ならば順番で行う入浴介助でしたが、みんなやりたくないという理由で私が毎日やっていたことがあります。
本音を言うと「体力的に毎日はキツイ」と感じていましたが「病棟にいてもまだ何もできないから」と自分に嘘をついていました。

しかし、「まだ病棟にいても何もできないから」と自分嘘をつき続けていた結果、他の新人と比べて患者さんの処置が把握できず「まだ」ではなく、本当に何もできないナースになっていたのです。

そして嘘をつくたびに、それを真実にするような行動を自分がしていたことに気が付いたのです。

他人を騙すことはできても、自分を騙すことはできないということ!

どうして自分への嘘はやめられないの?

理由

なぜ自分に嘘をついてしまうのでしょう。理由を詳しく見ていきましょう。

他人に嫌われるのが怖い

 自分に嘘をつく理由は、他人の評価を気にしているから

浮いているのは嫌、人に良く見られたい、評価されたい、ほめられたいなど。

素の自分に自信がないため、周りの評価がよくなると思う言葉を選んでしまいます。

結果として自分に嘘をついてまで、他人の考えを優先してしまうのです。

過去に辛いことでもあった?

自分の意見が決められない

 自分に嘘をつく理由は、自尊心が低いから

自分に自信がないために、多数派に合わせればいいのか、意見を言ったほうがいいのか決められないパターンです。

何も考えていないのではなく、考えはあるけれど決められないから流されてしまう。

今まで人に決めてもらう機会が多かったのでしょう。

もっと自分に自信を持って!

自分に嘘をつく人へ!本音を言えるようになる方法

モチベーション

みんなからよく思われることはあり得ません。

結論を言ってしまうと本音を言っても我慢をしても、好かれる人数と嫌われる人数は同じです。

理由はこの2つ

・相性の法則
・セルフアファーム(自己暗示)

それでは別々に見ていきましょう。

相性の法則

「嫌われる勇気」で有名なアドラー心理学から「相性の法則」を紹介します。

相性の法則とは

相性の法則

アドラーは「2:7:1」か「2:6:2の」割合で相性が「良い」「普通」「悪い」のが分かれると提唱しました。

仮に10人の人がいて、相性が良いのは2人。普通だと感じるのが6~7人、相性の悪いのは1~2人。

この割合はどこへ行っても、どの集団に属しても変わることはないのです。

アドラーの名言

みんなに好かれていると思うのは、幻想にすぎず
みんなに嫌われていると思うのは、妄想にすぎない

今、職場にあなたと仲のいい人が2人いたとします。

もし本音を言うようになったら今の2人は離れいくかもしれませんが、替わりに別の2人と仲良くなれるから安心しなさい、と相性の法則は言っているです。

どちらにしても同じなら、本音でいたほうが楽だよね!

セルフアファーム(自己暗示)

言いたいことがいえないのは、自分に自信がないからです。

そこで最後に自分に自信をつける方法を紹介したいと思います。

セルフアファームとは?

過去に達成したことや誇れる行動をとった時の出来事を口に出して言うことで、過去に教育されたこと(トラウマ)を軽減させ、自分に自信をつけさせること

自分についた嘘が真実に変わるのも、自己暗示が原因だったのです。

ブリティッシュコロンビア大学の研究を元に紹介したいと思います。

ニュージャージーの炊き出しに集まった難民150人に、あらかじめ問題解決能力やIQをチェックしておきます。その後、全体を2つのグループに分けました。

●グループ1・セルフアファーム群
過去に達成したこと、誇れることを言ってもらう
●グループ2・コントロール群
なにもしない

するとセルフアファームをしたグループだけ、貧困から抜け出すモチベーションが上がり、IQまで上がる結果となりました。

この現象の理由は、成功体験を思い出すことで自分に自信がついたことが要因でしょう。

加えていうならば、自己啓発本などで「未来の成功した自分を想像しましょう」という自己暗示は逆効果になることがわかったのです。

トラウマを軽減させて自分の自信を取り戻すには「なりたい自分ではなく、自分が過去に達成できたことを考える」ことが最も重要だということです。

どんなに小さなことでも構いません。過去について思い出すことで自信を取り戻し、行動に変えるモチベーションは得られます。

まずは自分に自信をつけること。

自信がつけば周りの評価を気にせずに、自然と本音で生きることができるようになるはずです。

ー参考資料ー

マンガでやさしくわかるアドラー心理学 人間関係編

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