顔の赤みが恥ずかしい。色々化粧品はあるけれど、効果があるのはどれかしら?
こんな人のための記事です。
この記事では、赤ら顔で6年近く悩んだ体験談をご紹介します。
- 病院に行っても改善されない
- レーザー治療には抵抗がある
- 化粧水の効果が感じられない
そんな方へ。
私の場合は何を試してどうダメだったのか、参考にしていただけたらと思います。
私自身、今飲んでいるのは漢方のサプリ。むくみが気になる方にもおすすめです!
赤ら顔で皮膚科受診(1件目)
診断:ニキビ跡の色素沈着
顔の赤みを治したいです
赤くて健康的でいいじゃない。しいて言うならニキビの色素沈着だね、ほしいなら薬を出すから様子をみてね
正直この頃はそこまで悩んでいなかったので、ニキビの跡なんだくらいにしか考えていませんでした。
治療:処方された薬は2種類
①ダラシンローション
抗生物質、ニキビの原因となるアクネ菌をやっつける薬。
脂性の人にニキビが多いのは、アクネ菌のご飯が皮脂だからなんですって。
だから「洗顔が大事だよ」って言うんですね!
②ディフェリンゲル
成分:アダパレン(レチノイド作用)
皮膚が硬くなる(角化)のを抑えて、毛穴のつまりを防ぐお薬です。
膿がたまってしまうのは、硬くなった皮膚が出口を塞いでしまうからなんだそうです。
結果:使用中止
ディフェリンゲルの副作用が強すぎる:乾燥、かゆみ、ヒリヒリ、皮むけ(フケみたいで汚い)
医師からは「皮がむけるけど1か月くらいで落ち着く」「その後によくなる」と言われていましたが、丸2か月使用したところで乾燥もひどくなり、自分の意志で使用中止。
ダラシンはアクネ菌を抑えますが、私の場合は、炎症もなく本当に必要なのか疑問が残りました。
ディフェリンゲルは、肌が乾燥して突っ張るし、かゆいし痛い。ますます肌が悪くなり、別の赤みが気になりだしました…
シミやニキビ痕に効果はある?
一部のネットの情報では、「ディフェリンが、シミやニキビ痕にも効果がある」との記載が見られます。これは、美容医療で色素沈着の治療(ピーリング療法)で用いられる「トレチノイン」とディフェリンゲルの有効成分「アダパレン」の構造が類似していることから広まった話だと思いますが、残念ながらディフェリンゲルにはそのような効果は期待できません。
色素沈着はニキビではないし、ニキビ治療薬で「赤ら顔」は治せない。
もし病院で処方されるようなことがあれば、よく確認してから使用してくださいね!
ニキビ跡と診断後、皮膚科受診(2件目)
診断:酒さ様皮膚炎
顔の赤みを治したいです
酒さ様皮膚炎だね。海外には薬があるけど、日本では保険が使えないから高いよ。できることは温度差とか、日光に気を付けるくらいかな
治療:海外の治療薬
海外で使用されている薬
ロゼックス(抗菌)、アゼライン酸(抗炎症)、イベルメクチン(殺ダニ剤・ニキビダニ)、ブリモニジン(血管収縮)
上記の薬を教えてもらいましたが、保険が使えないこともあり、医師も「すすめない」とのことで、使用は諦めました。
興味のあるかたは、ネットや病院で自費購入できないか聞いてみよう
私は、というと「酒さ」という診断を受けたので、お金がかからず自分にできることを探していこう、と考えました。
赤ら顔を化粧品で治そうとした
普段のお化粧は、コンシーラーで隠していました。
ビタミンKクリーム ×
ビタミンK:✕効果なし
まず気になったのは、海外で使用されている薬のブリモニジン(血管収縮作用)でした。
ミルバソゲル(Mirvaso Gel)で検索するばでてきますが、日本では個人輸入のため価格は30gで1万円から。
※日本では緑内障の目薬に使用されている成分です。
ちょっと高いし不安だな…。
と思い、血管収縮作用で調べると、ビタミンKには内出血を治す効果があり、赤ら顔やクマを消すことがわかりました。
顔の赤みが血液ならば、血管を収縮させることで抑えられる。氷で冷やすと赤みが引くのも血管が収縮するからです
そこでネットでビタミンKクリームを購入、2か月使用してみましたが目にみえた効果はありませんでした。(個人的な感想です)
ビタミンC美容液・ビタミンC誘導体 ×
メラノCC:✕効果なし
私の場合、色素沈着もみられたので、メラニンを抑えてくれるのは魅力的でした。
そのほかにも
- しみ
- そばかす
- にきび
- 肌あれ
にも効果がある。と書かれていましたが、
う~ん、よくわからない。他の化粧品とあまり変わらないような?
美容液と化粧水のW使いで3か月試しましたが、赤ら顔は改善しませんでした。
雪肌精・化粧水 ハトムギエキス △
雪肌精:△一時的に効果あり
ネットで「赤ら顔 化粧水」と検索するとたくさんでてきますよね。
私もそれこそオードムーゲ、しろ彩、ピオリナなど使用しました。
どれも化粧水としては優秀です。
でも「赤ら顔」はよくなりませんでした。
そんな中、つけた時に赤みが引く気がしたのは「雪肌精」
以降私のお気に入りになりました。
さっぱりとした使用感と、独特の香りも気に入ったポイントです。
ハトムギエキス(ヨクイニン)で肌に透明感がでるようです。
なぜ、化粧品は効果がでなかったのか?
なぜ化粧水で効果がでなかったのか。
調べた結果、皮膚からは何も吸収されないことがわかりました。
上の図は肌の断面図、一番上に皮脂膜という油で肌にバリアを張っています。
2番目の角質層も水よりも、油と相性がよくできています。
お風呂やプールに入っても、水が身体に浸み込まないのは皮脂膜のおかげです。
水は浸み込まないのに、化粧水だけ浸透してほしいなんて、そんなにうまくはいきません!
肌を通過できるほど細かい成分ならば別ですが
- ビタミン
- コラーゲン
- ヒアルロン酸
など。
肌に良いとされる成分は、全て皮脂膜にブロックされてしまいます。
つまり、化粧水はどんなに高価なものを使っても肌には吸収されず、特別な効果も得られないため効果は得られない、というわけです。
参考:東洋経済ONLINE「化粧品はお肌に浸透……しません!」
酒さ様皮膚炎、皮膚科受診(3件目)
それならば、と今度は身体の内側から「赤ら顔」を治そうと決めました。
漢方を扱う皮膚科を調べ、受診したのです。
顔の赤みを、漢方で治したいのですが…
漢方は効果がでるかわからないから、確実なレーザー治療にしましょう!これ料金表ね。いつの予約にする?
あ、とりあえず今日はパンフだけで結構です。
肌が弱いので、レーザー治療には抵抗がありました。
しかも、自費治療をごり押ししてくる病院なので、漢方薬は自分で試すことに決めました。
効果があったのは「ヨクイノーゲン」
3か月飲み続け、気が付くとあまり赤みを意識していない自分に気が付きました。
最初は1日2回飲んでいましたが、最近では忘れることもしばしばです(笑)
たま~にですが、朝、鏡を見て「まったく赤みがない!」と感動することもありす。日中にぶり返したりはしてますが…。
成分は「桂枝茯苓丸料+ヨクイニン」雪肌精もヨクイニンだし、個人的に合っていたのだと思います
体調もあるので完全には治らないのでしょうが、4か月目に入り、調子の良い時は1日1回にするなど調整できるまでになりました。
ちなみに病院で使われる漢方で、有名なのは
- 桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)
- 当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)
の2つです。
効果はこんなかんじです。
赤ら顔、のぼせやすいのに足が冷える、下腹部の張り、月経異常、更年期障害、頭痛、肩こり、めまい、にきび、しみ、湿疹・皮膚炎、しもやけ
血行障害、月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、めまい、立ちくらみ、頭重、肩こり、腰痛、足腰の冷え、しもやけ、むくみ、しみ、耳鳴り
- 当帰芍薬散(ルビーナめぐり)
- 桂枝茯苓丸(ヨクイノーゲン)
がおすすめです。
生理痛がひどい人は、当帰芍薬散(ルビーナめぐり)がいいと思います!
ヨクイノーゲンは、フィルムコーティングしてあるので飲みやすいと思いますが
- 錠剤が苦手
- 漢方の匂いが苦手
という人もいると思います。
こんな人には、
酒さ(赤ら顔)軽減、色素沈着抑制の特許を持つ乳酸菌LFKがおすすめです
LFK(乳酸菌FK-23菌抽出物)
このほかにできそうなことは、洗顔フォームをやめて、石鹸に変えること。
オススメは二十年ほいっぷです
自分に合うものは、試してみないとわかりません。落ち込まずにチャレンジしよう!
ではまたっ!
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