- 朝起きると部屋がクサい…
- こもった臭いの原因を知りたい
- ニオイを根本的に解消したい!
こんな人のための記事です。
寝室のニオイが気に芳香剤やアロマを置いても原因が解決されなければ意味がない
というわけで、この記事では根本的な解決法を6つ紹介していきます。
ただでさえ睡眠不足なのに、ニオイが気になって睡眠の質が落ちるなんてもったいない!しっかり疲れをとるためにも、寝室の臭い対策をしておきましょう
1人でも「ニオイが改善された」と思う人がいてくれたら嬉しいです。
寝室がクサくなる7つの原因
①寝具についた汗
睡眠中私たちは、ひと晩におよそコップ1杯分の汗をかきます。
枕や布団に皮脂が付着すると、雑菌が繁殖して嫌なニオイが発生します。
寝具を1日放置すると菌の数は便座の3倍になるので、ニオウのは当然かもしれません…
汗を吸って湿気を含んだ寝具には、
- 皮脂やフケといったエサが豊富
- 体温で温められている
ため、雑菌が繁殖しやすいのです。
汗かきの方は布団カバーやシーツなど、直接肌に触れる部分が臭っていないか確認しましょう
※布団の湿気がセンサーでわかります
②カビ
寝具に汗が染み込んだまま湿気がこもると、
- カビが生えて
- 独特のニオイ
が発生することもあります。
髪を乾かさないで寝る人から、枕カバーを外したらカビがびっしり生えていた…。という話をきいてゾッとしました
- 寝室に布団を敷いたまま
- 部屋の換気をしていない
こんな人は要注意です。
ちなみに、寝具以外の湿度がたまりやすい部分にカビが生えることもあります
- クローゼット
- 窓枠
- エアコン
- カーテン
- カーペット
- 壁紙の内側
こんなところにもカビが発生している可能性はあるので、特に梅雨の時期には注意が必要です。
③体臭(加齢臭)
体臭や加齢臭も寝具に少しずつ蓄積されて、寝室がにおう原因となります。
自分では気づかずに家族が困っていることもある…
ニオイを言葉で表現するのは難しいですが、
- 酸っぱい:体臭
- 油臭い・青臭い:加齢臭
というイメージです。
加齢臭って頭とか耳の後ろだけだよね?枕以外にも臭いがつくの?
頭や耳は特に皮脂の分泌が多いというだけで、体中のどこからでも加齢臭は発生します
加齢臭は枕だけにつくのではなく、
- 頭部
- 首の後ろ
- 耳のまわり
- 胸もと
- 脇
- 背中
など皮脂腺のどこからでも発生するため、寝具のどこにでも臭いがつくというワケです。
「皮脂腺の全てから加齢臭」ってなんかやだ…
④食べ物
寝室での飲食も、寝室がにおう原因です。
- コーヒー
- 油
などは、いちど染みつくとなかなかとれません。
マットレスやカーペットに食べこぼした油が落ちないだろうことは、カンタンに想像できますよね。
洗濯のできないものにニオイがついたら、我慢するか捨てるしかありません(ファブリーズはオススメしない)
いろんなニオイが混ざり合ったものを「複合臭」といい、混ざる種類が増えれば対策もそれだけ難しくなるといわれています。
⑤タバコ
タバコを吸う人の場合は寝具よりも、
- タバコの煙が染み込んだ服
- 服を収納しているクローゼット
からニオイが発生している場合があります。
白い服がタバコで黄色っぽくなって、漂白しても落ちなかった…
服にはヤニの色だけでなく、ニオイも残ります。
タバコの臭いがなかなかとれないのは、
- アンモニア
- タール
- アセトアルデヒド
などの有害成分が混ざり合って付着しているためです。
タバコを寝室で吸う人の場合は?
クローゼットや服だけでなく、
- 壁・床
- 天井
- 家具
- カーテン
にも頑固な悪臭が染み込んでいます。
⑥口臭
呼吸をしないと生きていけないので、
口臭がある人では、ひと晩中吐き出されることになります
私、口臭なんてない!
という人も、「焼肉やニンニクを食べた次の日寝室が臭くなる」といえば経験があると思います。
- 食べたものが消化されずに残っていると
- 口や胃の中のニオイがでてくる
口の中のにおいは、呼吸とともに吐き出されます。
年齢が上がるほど、口内の環境が悪くなりますが、
- 歯周病
- むし歯
- 唾液の減少
- ストレス
も口臭の原因になります。
体の中のにおいは簡単には取れないこともあります
寝たきりの方がいる部屋の独特な臭いも、口臭が大きな原因です。
⑦ペット
うちのコは全然クサくないわ!
私自身、無類の猫好きなので気持ちは痛いほどわかります。
でも、ペットと寝室で寝ている場合は、
- ペットの体臭
- 排泄物のニオイ
- 口臭
で、なんともいえない嫌なニオイが寝室に留まっているハズです。
水を嫌がるネコちゃんも、たまにはシャンプーしてあげましょう
こちらもオススメ▼
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寝室のニオイを解消する6つの方法
①シーツを洗う
ニオイのもととなる汗や皮脂を取り除くため、週に1度は寝具を洗いましょう。
目に見えて汚れていなくても、
- 枕
- シーツ
- 布団カバー
は、直接肌に触れているのでダニや雑菌が繁殖します。
そんなにマメに洗濯できない…
そんな方には、
- シーツの洗い替えを数枚用意
- シーツの上にタオルを敷いてタオルだけ選択
この方法ならだいぶ負担は軽くなると思います。
漂白剤や除菌の洗剤を使えば、より効果的ですよ♪
②カーテンを洗う
洗濯ラベルで洗えるか確認してね
ニオイの状況にもよりますが、洗濯の頻度は、
- 厚地のカーテン(ドレープ)は年に1回
- レースカーテンは年に2~3回
が目安です。
カンタンに洗い方を説明します!
- カーテンからフックを外す
- プリーツに沿うようにジャバラ状に(細長く)折る
- (細長くなったのを)洗濯ネットに入るように短く折りたたむ
- 標準コース(脱水は30秒)
- いつもの洗剤+柔軟剤で洗う
- カーテンレールで干す
高額なカーテンでなければこれで十分♪
③壁を拭く
意外と見落としがちですが、壁には油とからまったホコリや汚れが付着しています。
最初にモップや掃除機で壁のホコリを落としてね
掃除の手順は
- 固く絞った布巾で壁を上から下に拭いていく
- 洗剤を使用した場合には水拭きする
- 乾いた布巾で乾拭きする
ここからは、汚れ別に洗剤を紹介します。
- 手垢や皮脂:中性洗剤
軽い汚れであれは中性洗剤で落とすことが可能です - タバコ:重曹水(水100mlに重曹小さじ1杯を混ぜたもの)
初期のヤニ汚れならアルコール
頑固な場合にはセスキ炭酸ソーダ - カビ:漂白剤
必ず水で薄めて、使用時は換気をします
洗剤を部分的に使うだけでも◎
④天日干し
外に干したお布団はふかふかで大好きです
天日干しの効果は、
- 湿気がなくなる
- 紫外線で殺菌効果
- ダニの繁殖を抑える
と、メリットばかり。
でも、長く干せばいいというワケでもありません
天日干しは、
- 布団を 1〜2時間干す
- 裏返して1〜2時間干す
- 軽く手でほこりを払って取り込む
午前10時~午後3時までにするのがベストです。
頻度は月2回を目安にがんばりましょう
⑤こまめに換気
こまめにって、実際どれくらいすればいいのかわかんないよ
多いにこしたことはないですが、最低1日に1回は換気が必要。
朝起きたら窓をあける習慣をつけるのがオススメ!
- 1日1回
- たった5分
これなら顔を洗っている間に終わります。
もう少し欲をいえば…
- 窓は2ヶ所以上あける
- 空気の入口は小さく、出口は大きく
- 湿度が低い12時~16時
この条件が揃えばカンペキです。
花粉や排気ガスなどが気になる場合は空気清浄機が必要かもしれません…
⑥病院に行く
朝起きたときには唾液少ないので、誰でも口臭は強まります。
でも、家族が部屋に入れないほど強いニオイだったら要注意です
ひと言で口臭といってもその種類には、
- 鼻やのどの病気
- 呼吸器系の病気
- 消化器系の病気
などの場合もあります。
どんなに歯磨きをしてもガムを噛んでも、
内臓の病気は治らない…!
- 寝室の掃除はカンペキ
- ペットは綺麗にシャンプーしている
- 換気はしてるし、タバコも吸わない
これでも寝室がクサいときには、健康診断を兼ねて病院へ行くことも視野にいれておきましょう。
毎日いると慣れてしまいますが、まわりはニオイに敏感です。
原因を解決して悪臭とサヨナラしちゃいましょう♪
ではまたっ!