【思い出は美化される】元彼が忘れられないのは脳に理由がありました

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元彼を忘れられない。だってすごく楽しかったし、幸せだった。忘れられれば楽になるのはわかるけど、元カレ以上の人には一生出会えないと思う。

今回はこんな悩みにお答えしようと思います。

この記事でわかること

●思い出は美化される、元彼が忘れられない理由とは
●忘れなくていい、正確に思い出すための記録術
●復縁は意外と簡単、だけどおすすめしないワケ
●相手は元彼でなくてもよい、思い出美化フィルター

過去が楽しく思えるのは、時間が経過することで実際に起きた事実よりも「思い出が美化」されているからです。

現実は何も変わっていないのに、記憶だけが美化される。

ハーバード大学の心理学教授、ダニエル・L・シャクターは「記憶と脳の7つの謎」という本で記憶エラーは7つあると書きました。(本文下・リンク参照)

人の記憶の誤作動(エラー)の種類は
①物忘れ,②不注意,③妨害,④混乱,⑤暗示,書き換え,⑦つきまとい

思い出が美化されるのはこの中の「書き換え」に当てはまるとしています。

シャクターによれば
「今思っている感情にあわせて無意識に過去の経験(記憶)を書き換えてしまうため、実際には起きていない内容に記憶が書き換えられる」
というのです。

「無意識に過去の記憶を書き換える」とは、一体どういうことなのでしょうか?

脳は勝手に「記憶を調整」しています

人の脳は「悪い事は忘れ、良い事は正当化する」ようにできている。

人間は無意識に悪い思い出を抑え込み、思い出さないよう調整しているそうです。

悪い出来事を忘れてしまえば、当然良い過去しか残りませんね。

それが記憶の調整です。

つまり、付き合っていた時の悲しかったり喧嘩したりした嫌な思い出は抑え込まれるため、結果として楽しい事ばかりを思い出すようになるのです。

良い事ばかり思い出す記憶の調整

<過去の真実>
悪い事の思い出
良い事の思い出

<記憶の調整>
悪い事の思い出
良い事の思い出

<結果・現在>

良い事の思い出

過去が楽しいと感じるのは、嫌なことを忘れちゃうからなんだね

「記憶の復習」で過去は書き換えられていく

勉強を覚えるためには1度ではなく、何度も復習したと思います。

これは記憶にとっても同じこと
脳は一度覚えた物を思い出すとき、より強く記憶するのです。

「記憶の調整」で楽しい事を思い出し、さらに何度も「復習」をする。

この復習こそが、記憶の書き換えです

最低だと思って別れた彼のなのに数年たったら笑い話。これも「書き換え」によるものです。

過去の出来事は変わりませんが、復習で過去の感情は書き換わります。

つまり思い出せば思い出すほど、楽しかったことだけを強く記憶してしまうのです。

楽しかったことを強く記憶するから、思い出は美化されるんだ!

忘れなくていい、正確に思い出すための記録術

記録を書く

思い出すほど思い出が美化されてしまうなら、思い出さないことが一番効果的。
でも悲しい時ってふと気づくと元彼を思い出していますよね。

忘れようとするのは逆効果?

「忘れなくちゃ」と思うのは、すでに思い出しているということです。

カリギュラ効果と心理学では言いますが、人は禁止されている事ほどやってみたくなるのです。

つまり「思い出してはいけない」「忘れなければ」と思えば思うほど、元彼を思い出してしまうことになるのです。

無理することなく普通にしていることが1番です。

だから思い出すな、とは言いません。

思い出すなら具体的に正確に、記憶を美化せず現実と向き合っていきましょう。

ここからは「記憶の書き換え」を防ぐ元彼の思い出し方を紹介するよ!

正確に思い出す方法・①紙に書く

思い出が美化されていないか、確認作業をしてみましょう。

なんとなく。ではなく「はっきりとした事実を確認」することで、過去に戻りたいという気持ちを薄れさせていきましょう。

良い出来事も、悪い出来事も同じように思い出します。ポイントは、その時の状況をきちんと書き出すことです。

正確に思い出す方法とは

1・どんな状況で
2・何を言われて
3・自分がどう感じたのか

例えば
ギャンブル好きでお金がなくなると借りに来た。「1万円貸して」必ず返してくれたしそのくらいならいいと思った。結局お金にルーズな所が嫌で別れたけれど、自分が損したわけじゃないしちゃんと仕事もしてる。今思えばあの頃は楽しかったから寄りを戻したい。

  • 本当にいい事ばかりだったのか?
  • 嫌だった記憶が薄れていないか?

悪いところが1つもない人など存在しませんが、わかっているのに見えなくなくなるのが思い出の怖い所です。

元カレが1番!と思ったときには、自分が書き出した悪い部分を何度も読み返してください。

悪い記憶も復習することで、思い出の美化を防ぐんだね!

正確に思い出す方法・②思い出の品から記憶をたどる

思い出の品は捨ててはいけない!きちんと取っておきましょう。

思い出が美化されるのは、正確に思い出すことができずに書き換えられているからでした。

ですから自分の記憶にだけ頼っていては、元彼はどんどん美化され復縁したくなるのは当然の結果です。

そんな時には思い出の品を見て、先ほどよりも具体的に、元彼の良い所や嫌な所を思い出していきましょう。

ここで注意してほしいのは
「思い出の品=良い思いでの品ではない」
ということ。

良い物だけ取っておき、悪い思い出の品を捨てたのでは何の意味もありません。

不必要に元彼を美化することなく、現実を見つめなければいけないのです。

悪い事も思い出せるように、思い出の品はとっておく!

復縁は意外と簡単、だけどおすすめしないワケ

ハサミで切る

ある研究では、60%の確率で復縁はできる結果となりました。しかしそこから長期間付き合う、もしくは結婚するのは6~8%だけでした。

じゃあ復縁しても92~94%は別れてしまうんだ!

復縁するだけならばそんなに難しいことではない、ということでしょう。

新しい自分、以前と変わった自分を見せれば、ほぼうまくいくようです。

たとえば別れた原因が男性の浮気だったとします。

女性もその時は許せなかったでしょうが、いざ別れて寂しくなると「どうしてあんなに怒ってしまったのだろう」「もうしないと言ったのに、信じない自分が悪かった」と後悔しはじめます。

時間が経っているので別れたときの怒りはもうありません。

この状態を「思い出美化フィルター」とします。

そんな時男性が「あの人は変わった、しばらく会わないうちに落ち着いた」という印象を女性に与えることができればどうでしょう?簡単に復縁できるというわけです。

ですが復縁した後に「思い出美化フィルター」は必ず外れます。

毎日一緒にいることに慣れると、美化されていた記憶は薄れて現実を直視できるようになります。

男性が本当に変わっていれば別ですが、ほとんどの場合「あの時約束したのに!」と別れた時と同じ気持ちを繰り返します。

つまり「思い出美化フィルター」のまま、寂しさから復縁してもうまくはいかないということです。

結局は1度目と同じ理由で別れているよ

相手は元彼でなくてもよい、思い出美化フィルター

手放す

「人は未来がみえなくなると、過去にこだわるようになる」

ずっと元彼が忘れられないなんて言っていたのにが彼氏ができたとたん、元彼の話を全くしなくなる。女性あるあるですね。

これには理由があって、美化された過去の彼氏ではなく、未来のみえる現実の彼氏によって、過去のこだわりを捨てられたことにあります。

ただし、気を付けたいのは今彼と問題が起きた時、脳が「美化された元彼」を登場させてしまうこと。

現実がうまくいかないからと「美化された元彼」と比べて〇〇君はこんなことしなかった。

なんて今彼と別れても、94%はうまくいかないのでやめましょう。

元彼と今彼をつい比べてしまう方は、記憶が書き換えられているのです。

心あたりのある方は今すぐ「思い出美化フィルター」を確認してみて下さいね。

ー参考資料ー

なぜ、「あれ」が思い出せなくなるのか―記憶と脳の7つの謎 (日経ビジネス人文庫)

恋愛の悩み
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