- 理不尽なことを言われても言い返せない
- 嫌な人のターゲットにされやすいと感じる
- 仕事で自分の価値を否定されてツライ
こんな人のための記事です。
私は転職するたびに、お局様のターゲットにされてきました。思い出すだけでもツライ日々でした
結論から言うと、今では「お局様がいてもいなくても全く関係ない」と思えるようになりました。
そこでこの記事では、
- 私の体験談
- 攻撃をされて辛い思いをしている人に伝えたい対処法
をまとめました。
現在進行形で苦しんでいる人の状況が、少しでも解決に向かえばいいな、と思っています
そこにいるだけで攻撃された。新人時代の話
あるスーパーで働いていたときの話です。
社歴49年、嘱託ベテランのお局様に目をつけられてしまいました。
- あんたは掃除がなってない
- なんで挨拶してこない、態度悪いよ(挨拶している)
- あたしは店長よりも偉いんだから!
あ、すみませんでした。ごめんなさい…
新人だから仕方ない、とすぐに謝っていました。
ほかの先輩は、お局様の行動について
- あなたのためを思って言ってるんだから感謝しなさい
- 大変なのは最初だけ、そのうち楽になるよ
- キツイこと言うけど悪い人ではないからね
と、アドバイスされ
やっぱり、これって私が悪いの!?
納得できない怒りや不安、理解者のいない孤独感やら、何がなんだか分からない状況に毎日モヤモヤしていました。
- 他人を攻撃するのはどんな人?
- どうして攻撃してくるの?
- なぜ、私は反撃できないの?
こんなことに疑問を感じたので、まとめていこうと思います!
他人を攻撃するのはどんな人?特徴3つ
特徴1:相手をけなして弱らせる
あんたの掃除には意味がない
私を攻撃してきたお局様のイメージは、ドラマでよくある
「姑が人差し指でホコリのチェックする」まさにあれでした
今思えばこの人は「若い・美人」など、自分より優れた相手を攻撃してメンタルを削ろうとしていました。
そのために、
- 自分よりも劣っている部分を指摘
- 欠点を周囲に拡散
- 自分の力を見せつける
こうして自分が優位な状況を作っていました。
自分が1番でいるために、邪魔する相手を徹底的に叩きのめす
特徴2:他人のあら探しばかりする
あんたのせいでレジ袋が開けられなかったんだけど!恥をかかされた!
あるとき、お局様が騒いでいました。
すみません、なにかありました?
(意味がわかりませんが…)
事情を聞くと、お札を数える時につかうスポンジ(海綿)が乾いていたので、レジ袋を開けられなかったそうです。
直前にレジに入っていたのが私だったので、
①袋が開けられない⇒②お客さんの前で恥をかかされた⇒③私のせい
「あんたが悪い!」とご立腹になってしまったのです。
反射的に謝ったけど、なんかモヤモヤ…
私を攻撃してきたお局様は、
- 自分の失敗は他人のせい
- 他人の失敗は蜜の味
頼んでもいないのに人の悪い所を探しては、いざみつけて勝手にイライラしていました。
被害者面をして相手の意欲を奪っていく。相手に罪悪感を抱かせるのが得意技!
特徴3:とにかくケチをつけたがる
いくら数売ったって、知識がなければ話にならないんだからね
私の働くお店には、商品を売るノルマがありました。
商品を売って、ケチをつけられるなんてツラすぎる…
この攻撃は、
- 相手より自分が優位に立っている
- 完全に支配できた
と、本人が実感できるまで永遠に続きます。
こうやって、責任や罪悪感を他人に押し付けるのがアイツの手口!
どうして攻撃してくるの?
原因1:自分と違う意見が許せない
- 休日ずっと家にいるなんて信じられない
- 納豆なんて人間の食べるものじゃない
- あの映画見てないなんて信じられない
自分と違う意見に出会ったとき、攻撃してくる人は
相手の考えを全力で否定してきます
彼らは、コミュニケーション能力が低いため
- 意見の違う会話を楽しめない
- 同意しない人はジャマ
- 従わせるのが難しそう
こう思われたら終わりです。
相手を受け入れる能力を持っていないので、思い通りにならない人間と判断されたらずっと攻撃され続けます。
みんな同じ考えのハズがない。私は、無理に合わせるよりも、自分は自分と割り切ったほうがラクでした♪
原因2:正義を振りかざしてスッキリしたい
- また無駄な仕事して、あいつは給料泥棒だ
- なんでクビにされないのか不思議
- トイレの回数多くない?サボってるよね
実際に言われた言葉です
こんなふうに、他人の悪いところを指摘すると
- それと比べて正しい自分
- 悪いところは何もないから注意できる自分
カン違いの正義を振りかざして「あ~、スッキリした。楽しかった」と満足します。
本当は自分に悪い部分があっても、他人の悪を指摘することで自分を肯定し、「あいつよりはマシ」とカン違いしてしまうのです。
言われるほど悪いことしてないよ。自分にいいところがあるのは自分でわかってるし
原因3:自分の価値を上げたい
他人を無価値化するために、相手を攻撃します
私自身、攻撃されたとき
- やる気がなくなる
- パフォーマンスがおちる
- 仕事を休む
ようになりました。
でも、あるときこんな会話を聞いたのです
お局様は、絶対休まないから安心して仕事頼めるね
それを聞いたとき、
私が誰のせいで仕事休んだかわかってんの!?
と思いましたが、お局様は、私が休むだけで評価を上げられるのだと気が付きました。
これ、単純に悔しいです。戦略にハマったら思うツボ。これ以降、なにを言われても休まないと決めました
なぜ、反撃できなかったのか
理由1:思い込みがあった
私はずっと、こんなことを言われていました。
- 上司には逆らってはいけない
- 先輩の意見は尊重しなさい
- 妻は夫に従うべき
- 子供は親の言うことを聞いて当たり前
- 他人の嫌がることを言ってはいけない
なんでだろ。これら全てを守っていました
子供の頃、頑張っても褒めてもらえない、何をやっても叱られた、口答えできない状況にあった。
こんな環境に育った人は「強い相手に対して、断るなんてとんでもない!」と内心はどうであれ従順に見える性格に育ちます。
学校の先生や親、目上の人には逆らうべきでない。間違っていると思っても言えなかった…
理由2:間違ったアドバイスを信用した
- あなたのために言ってくれている
- 大変なのは最初だけ、そのうち楽になるよ
- キツイこと言うけど悪い人ではないからね
これらのアドバイスは、全てウソ!
「あなたのため」は「自分のため」。
本当は、関わるとめんどくさい。だから適当なことを言ってその場から逃げているだけです。
なぜって?理由はカンタン。
もし、私の味方をしていることがバレたら、今度は自分が攻撃されてしまうから。口が裂けても本音のアドバイスなんてできません。
自分にとってなにが真実か、見極めないと大変なことになります!
理由3:脅しが怖かった
- 他の人はみんなやってるのに、あんたはやらないのね
- 店長に言っておくね
- 別の人に頼むからもういいわ
- 明日から仕事しづらくなると思うけど、それでもいいの?
こんなコト言われたら、言い返すなんてムリ~~
相談窓口はありましたが、匿名で連絡できないし、もしバレたらもっとツライ状況になると思って利用しませんでした。
店長も知っていて黙認状態。新しいバイトが何人も辞めていく…。
ハラスメント対策ってどこの会社もやっているけど、最後は自分で解決するしかないと感じました
ターゲットにされやすいのはこんな人
あなたはいくつ当てはまりますか?
- 弱くて大人しい
- 自己主張も自己防衛も苦手
- 言い返せない、されるがまま
- 「いいですよ」と嫌でも引き受ける
- 「すみません」が口癖、すぐ謝る
- 頼まれると断れない
- 反感を買いたくない
- いざこざは出来るだけ避けたい
- 他人に合わせる・事なかれ主義
- 自分だけが我慢すればいいと思っている
数が多い人ほど、ターゲットにされやすい人です。
特に、「早く仕事を覚えたいとモチベーションの高い時」や「はやく周りと打ち解けたい」と考えている時にやってしまいがち。
相手に合わせるのも大切だけど、後で悪口を言われるのが怖いだけだった~。と、今では思っています
自分を守るため、私がとった「対処法」
相手の行動パターンを徹底的に観察した
まずは黙って言う事を聞きながら、どんなタイミングで攻撃してくるのか観察しました。
本当は今すぐにでも逃げ出したいけど、できることをやってからでも遅くない
そう自分にいい聞かせてがんばりました。
すると、攻撃されるのは、私がお局様に近づいたときだとわかったのです。
- レジ交代のとき
⇒誰に逆らってるのかわかってんの? - 品出し中
⇒なんでいう事聞かないの
⇒あんた聞いてんの?態度悪いよ - すれ違ったとき
⇒あんた邪魔!
文字だとわからないと思いますが、お局様から私に近づいて攻撃することは、ほとんどありませんでした。
これって、近づかなければOKってこと?
さらに観察を続け、行動パターンを観察しました。
- 品出しするのは、軽いもの(芳香剤や文房具)
- 食品の品出しは絶対しない(賞味期限がめんどくさい)
- お客さんがいないとレジの人とおしゃべり
そこで私は、
- 品出しは、食品をメインにする
- 重い物を率先して持つ
- できるだけレジには近づかない
これらを実行していました。
普段はお客さんを直接売り場に案内しますが、お局様がいそうなエリアのときは〇番通路です~と伝えてました
これを続けることで、すれ違う回数は激減。レジの時間がバッティングするときは適当な理由を言って他の人と交換してもらいました。
レジの交代をお願いするのはドキドキでしたが、あっさりOKされました。(深刻なのは自分だけなのかも)
今現在は、お局様のほうが私への興味をなくしたというか、飽きてしまったようで、完全に無視されています。
その態度に問題はあると思いますが、攻撃されることはなくなったし、お局様を嫌う同志(友人)もできたので私的には満足しています。
最後に、私がこの行動をとるにあたり、助けてもらった本を備忘録として掲載します。
0円で読みたい!今すぐ読みたい!という方は30日間無料で読めるAmazon Kindle Unlimitedがオススメです。
繰り返しになりますが、私の場合、相手のテリトリーに入らないことで攻撃される回数を減らすことができました。
他の方に効果があるかわかりませんが、やってみる価値はあると思います!
がんばっていたら、きっといいコトありますよ♪
ではまたっ!
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