- 相手によって、自分のキャラを変えている
- 好きでもないものを「いいね」と言ってしまう
- 苦しいときこそ、笑顔でいようと考える
こんな人のための記事です。
実は私も、自分に嘘をついて、苦しんだ時期がありました。
でも現在、自分に対する基本スタンスは
ホンネを言っても、仲良くなれる!
それで離れていく人は仕方ないよね~
といった感じです。
人間が嘘をつく回数を検索すると、
- 10分間に3回
- 1日平均200回
といった結果が表示されます。
私、そんなに嘘ついてないよ…
と思ったかもしれません。
実は、嘘の種類には、
- 他人につく嘘
- 自分につく嘘
の2つがあり、80%以上は
❷自分を納得させるために言う、自分につく嘘
なのです。
本当はイヤなのに「いいよ」って言ってない?
自分に嘘をつくと、
- 時間をかけて、自分でも真実だと思い込む
- 無理をして、精神的に辛くなる
- 他人に合わせすぎて、自分がわからなくなる
といったことが、起こります。
これって、かなりヤバイです…
というわけで、この記事では、自分に噓をつかず、本音を言えるようになる方法について解説します。
これを読んで、ちょっぴりでも生きやすくなる人がいてくれたら嬉しいです♪
自分に嘘をつくのは、なぜダメなのか
ほとんどの人は、嘘をつくとき、
- バレたらどうしよう
- 申し訳ないな…
と罪悪感を抱くと思います。
なんで言っちゃったんだろう…
一方で、自分に嘘をついても、全く罪悪感は感じません。
まぁ、自分が我慢すれば、うまくいくとか思っちゃうし…
でも、あなたにだって、人から気持ちを考えてもらう権利はあるんです。
小さな頃から
- 「相手の気持ちを考える」ことを求められ
- 「相手に合わせることで」人間関係を円滑にする
そりゃぁ、他人を優先するハズだ…
自分に嘘をつく人は、突然残業を頼まれて、イヤだな~と感じても
- 後輩には、かわいそうで頼めない
- 先輩には、絶対頼めない
- みんな、きっと残業はイヤだろう
だから私が、身代わりになる。そして、罪悪感どころか
嫌なことをやる私って、超絶いい人!
と嘘をつき、自分を納得させています。
無理に納得しようとしても、本当はイヤな事に変わりはありませんよね…。
こういった考えが、
気づかないうちにメンタルを削り取っていくのです
本当は嫌な残業を、
- 自分が我慢すればいい
- みんなが喜ぶからいい
- 良い事をしているからいい
「〇〇だから」と前置きせずに、自分の気持ちを考えましょう。
案外まわりは「当たり前」って感謝していない気がします
私の経験では、まわりの人たちは
- あの人は残業でお金稼ぎたいんじゃない?
- 断らないってことは、次も頼んでOK
- 聞けないけど、家に帰りたくない人なのかも…
なんて、都合のいい想像をしていたりします。
とりあえず、一度断って、誰も変わりがいなかったら残業する!
こんな選択肢もアリだと思います。
自分についた嘘は、時間をかけて真実になる
自分に嘘をつき続けると、自分についた嘘は、やがて自分だけの真実に変わります。
自分だけの真実?
自分につく嘘の特徴は、
- 他人に気付かれることがない
- 自分でも、気付かないまま真実になっていることがある
ことです。
ちょっと、なに言ってるかわかりません…
私が新入社員の頃ですが、
-
- いちばん下っ端
- 仕事できないな~
- ダメ人間だ…
みたいに思い、雑用ばかりやっていました。
ですが、本気で自分がダメだと思っていませんでした。
でも、難しい実務はまだ自分に早いかも~
なんて遠慮していたら、いつの間にか、
同期の中で
- いちばん下っ端
- 仕事できない
- ダメ人間
になっていました。
本当に仕事が覚えられなくて、いつ辞めるかばかり考えてました
心境の変化は、他人にはわからないので当然ですが…。
自分についた嘘が、真実になってしまったのです
「自分への嘘は」やめられない?
なぜ自分に嘘をついてしまうか。理由を詳しく見ていきましょう。
他人に嫌われるのが怖い
自分に嘘をつく理由は、他人の評価を気にしているから
- まわりから浮いているのは嫌
- 人に良く見られたい
- 評価されたい
- ほめられたい
素の自分に自信がないため、周りの評価がよくなる行動を選んでしまいます。
結果として自分に嘘をついてまで、他人の考えを優先します。
まずは、自分で自分を認めてあげよう!
自分の意見が決められない
自分に嘘をつく理由は、自尊心が低いから
自分に自信がないために
- 多数派に合わせればいいのか
- 意見を言ったほうがいいのか決められない
何も考えていないのではなく、考えはあるけれど、言い出せないから流される。
今までも、人に決めてもらう機会が多かったのかもしれません。
本音を言っても嫌われない!もっと自分の考えに自信を持とう
「本音」を言えるようになる方法
本音を言える方法として、次の2つを紹介します
- 相性の法則
- セルフアファーム(自己暗示)
それでは順番に見ていきましょう。
相性の法則
ひどい事を言うようですが、全員からよく思われることは現実的にあり得ません。
なぜなら「相性の法則」で考えると、本音を言っても我慢をしても、好かれる人数と嫌われる人数の割合は同じだからです。
「嫌われる勇気」で有名なアドラー心理学から「相性の法則」を紹介します
相性の法則とは
アドラーは「2:6:2」の割合で相性が「良い・普通・悪い」が分かれると提唱しました。
仮に10人の人がいて、
- 相性が良いのは2人
- 普通と感じるのは6人
- 相性が悪いのは2人
この割合はどこへ行っても、どの集団に属しても変わることはありません。
みんなに好かれていると思うのは、幻想にすぎず
みんなに嫌われていると思うのは、妄想にすぎない
職場にあなたと仲のいい人が、2人いたとします。
もし、あなたが本音を言うようになったら、
- 仲のいい2人は離れいくかもしれない
その代わり、
- 別の2人と仲良くなれるから安心しなさい
というのが、相性の法則です。
どちらにしても同じなら、本音でいたほうが楽だよね!
セルフアファーム(自己暗示)
言いたいことがいえないのは、自分に自信がないからです。
最後に、自分に自信をつける方法を紹介したいと思います。
セルフアファームとは
自分についた嘘が真実に変わるのは、自分に暗示をかけていることが原因でした
ブリティッシュコロンビア大学では、
- 問題解決能力やIQをチェックした
- 難民150人を2つのグループに分けて
- セルフアファームを試してもらいました
- セルフアファーム群
過去に達成したこと、誇れることを言ってもらう - コントロール群
なにもしない
すると、セルフアファームをしたグループだけ、
- 貧困から抜け出すモチベーションが上がる
- IQが上がる
結果となりました。
成功体験を思い出すことで、自分に自信がついたからモチベーションが上がったんだね♪
ちなみに、自己啓発本などで「未来の成功した自分を想像しましょう」という自己暗示は逆効果となりました。
トラウマを軽減させて、自分の自信を取り戻すには、
- なりたい自分ではなく、自分が過去に達成できたことを考える
ことが最も重要ということです。
まずは自分に自信をつけること。
自信がつけば周りの評価を気にせずに、自然と本音で生きることができるようになるはずです。
がんばっていたら、きっとイイコトありますよ♪
ではまたっ!
※参考資料です