【パレートの法則】要領の良い人がやっている効率的な仕事法

学生の頃、自分と同じように遊んでいても、何故かテストの点が良かった人はいませんでしたか?

苦労しないぶん社会にでて困るだろう、と思っていたのに就職したら仕事の要領もよく、おまけに人付き合いまで上手い・・・。

要領の良い人と、自分は一体何が違うのか?どこで差がついてしまったのでしょうか。

今回は、「パレートの法則」を使い仕事効率を上げる方法、要領の良い人になる方法をお伝えしようと思います。

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パレートの法則とは何か

パレートの法則

要領の良い人は、重要な部分を見抜く能力が高い人です。

パレートの法則とは

1986年にイタリアの経済学者 ヴィルフレド・パレートが提唱し、20%のことをするだけで、全体の80%の成果を出すことができるとした法則です。

具体例

  • 成績の良い20%のセールスマンが、会社の売上の80%を生み出している
  • ある問題に関して読まなければならない本が100冊あったとして、その上位20%に当たる本を読めばその問題全体の80%を理解したことになる
  • 機械の故障の原因が10あったとして、その上位20%にあたる箇所の原因を取り除けば全体の80%にあたる故障が起こらなくなる
  • 自分の家の中の持ち物を、20%に減らしても80%の生活は維持できる

パレートの法則で仕事の速度が4倍になる

お金の絵

パレートの法則は「効率化」が最大のメリットです。

4倍の速度で仕事ができる理由

結論から言ってしまうと、重要な仕事を2割終わらせるだけで、80%の成果がでるため単純に4倍の効率になるということです。

残り仕事は重要度がそれほど高くはないので、手の空いたときで良いでしょう。

何も考えずに目の前の仕事を1つずつこなしていたら、80%の問題を解決するのにどれだけ時間がかかるかわかりません。

学校の勉強も、会社の仕事も要領よく終わらせてしまう人は、重要な2割が何かが感覚的にわかる人なのです。

もちろん20%、80%といった 数にあてはまらないこともあるでしょう。

ですがパレートが言いたいのは「大事なことから先にやりなさい」ということです。

つまり、上位20%にある当たる重要な事にどれだけ早く気付けるかが、要領の良い、悪いの分かれ道だというわけです。

立てた目標が達成できるようになる

完璧主義をやめる

完璧主義の人は、何事にも100%を目指そうとします。

パレートの法則は、効率を重視するので「何事も完璧を目指したい」「テストは100点を取らなければ人間じゃない」という完璧主義の人には受け入れがたいかもしれません。

例えば10個の目標を立てたとします。完璧を目指す人は1つ1つ丁寧に向き合っていきます。

それでも100%の達成は難しく、よくて9個程度でしょう。

パレートの法則を応用するならば、10個のうち先にやりたい2個にだけに絞ってしまうのです。

それだけで80%の成果を残せるので、2個しかやっていないのに8個は達成できる計算です。

完璧を目指すと、達成できなかった目標に目が行きがちですが、2個しかやらないのに8個達成できるのとではモチベーションも変わってきます。

必死で手に入れた90%と、2割の努力で手に入れた80%、 あなたはどちらを選びますか?

パレートの法則、検証したら驚きの結果になった

全記事画像

上の写真画像は、このブログの月間表示回数(PV)ランキングです。

申し訳ないことに数字が見えないのですが、PVだけを抜き取ったのが下の表です。

グレーに塗られているのが、ランキング順位、右の数字がPV数です。

プレビュー

67記事の20%である、上位14記事のPVは2015でした。残りの53記事のPVは合計してもたったの580しかありません。

これを割合で計算してみると、上位20%のPVが78%だったのです。

ほぼパレートの法則にあてはまり、正直おどろいてしまいました。

つまり、悲しいことにこのブログ記事を67記事から14記事に減らしても、PVの80%は保てるということなのです。

要領が良いとは、重要な20%を見抜く能力が高いこと

パソコンの絵

要領を良くするために、おすすめしたいのは「片付け」です。

よく仕事のできない人の机は散らかっている、部屋が汚い人は仕事ができない、などといいますね。

仕事のできない人と、片付けられない人の共通点は「選択できない」「判断に時間がかかる」という部分です。

つまり
仕事ができる、要領の良い人になるには、
片付けで「選択する力」と「正確な判断力」を身につければ良いのです。

私達は、重要な20%を素早く選択し、正確な判断をしている人のことを、要領がいいと言っていたわけです。

そのためにまずは自分の身近な物で「選択力」を鍛えましょう。

パレートの法則に当てはめれば自分の持ち物の80%は不用品ですから、一番簡単に取り掛かることができる方法が「片付け」なのです。

年末の大掃除は「選択力」を身に着けるにはとてもいい機会ですから、率先してやることをおすすめします。

 

片付けのコツを教えてほしい

80%は不用品と言われてもどうやって選べばいいの?何が必要で何がいらないのかわからない!という方はこちらの記事が参考になると思います。

【片付け】の心理効果!3つの質問で人生が変わる「選択術」 

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