話し上手になる方法!今すぐ使える相手が動くお願い文の作り方

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私が職場で指摘すると嫌がられるっていうか、またオバサンが。みたいな目でみられる。言ってる内容は同じなのにA子が言うと嫌味にならない。言い回しがうまいっていうのかな。この差ってなんだろう。私もA子みたいに嫌味なく話せるようになれるかな?

今回は、こんな悩みにお答えしていこうと思います。

早速ですが、あなたはどちらの意見がより気持ちよく掃除できますか?

①「女性にばかり掃除させないで、男性にも掃除してほしい」

②「手が届かないから、高い所は男性にやってもらいたい」

答えは②ではありませんか?同じ事を言っているのに言葉の選び方、伝え方を変えるだけで相手に与える印象は大きく変わります。

感覚ではわかると思いますが、この感覚を説明しろと言われると少し難しいですね。

そこで今回はなんとなくの感覚を言葉でお伝えしてみようと思います。

ちなみにこの記事は言葉を「レシピ」のように作り出し、簡単に印象を良くする言葉を作れるマニュアル本「伝え方が9割」を基にしています。

話し上手になる!言葉で印象は簡単に変えられる

目標

基本の3ステップ

①自分の希望をそのまま口にださない
②相手の気持ちを想像する
③自分の希望、相手の気持ちを合わせて言葉にする

この3つが全ての基本、これさえマスターすれば言葉は無限に作れると言っても過言ではありません。

ひとつずつ詳しく見てきましょう。

①自分の希望をそのまま口にださない

女性にばかり掃除させないで、男性にも掃除してほしい

今回の相談者さんはこんなタイプだと思います。

おそらく普段から真面目に掃除を頑張っているのでしょうが、これではただの押し付けです。

「私ばっかりにやらせないで、あんた達もやりなさいよ!」これでは周りが不快に思うのも当たり前です。

まずは女性の気持ちになり何が嫌で、何を望んでいるのか考えます。

女性の気持ち
×自分ばかり掃除してる
男性に掃除を手伝ってほしい
次は相手の男性の気持ちを考えましょう。

②相手の気持ちを想像する

俺たちは重い荷物持ったりしてる。手伝ったことないのに偉そうに言うな

どうやら男性陣は、普段から重い荷物を持ってくれていたようですね。

(想像ですが)女性には大変だからと気を使っていたのかもしれません。

もしそうならば単なる分業です。自分達は力仕事、だからその分女性が掃除をすると考えるのも仕方がありません。

でも、どうしても掃除をさせるのが今回の目的です!

男性の気持ち
×力仕事をしているから掃除は手伝う必要なし
本当は力仕事を手伝ってほしい?
女性にできない仕事をしている
お互いの気持ちがわかったところで最後のステップです。

③自分の希望、相手の気持ちを合わせて言葉にする

①と②からを抜き出してみました。

・男性に掃除を手伝ってほしい
・本当は力仕事を手伝ってほしい?
・女性にできない仕事をしている

この3つ全てを満たせば嫌われることなく話ができるので、その手順を解説します。

まず男性の優しさに注目します。どうやら女性のできない事ならしてくれそうな雰囲気です。

高い所の掃除、電気配線などでしょうか。

そこにあなたの希望「やってほしい」を合わせると、こうなります。

手が届かないから、高い所は男性にも掃除してほしい

確かにできないね。危ないしそのくらならいいよ

心理として頼りにされればうれしいですから、大抵の人は「高い所」と限定してもそれ以上の仕事をしてくれます。

掃除が終わった後には力仕事を手伝ってほしいかも?という分析を思い出し「今度大変な時には手伝うからね」と言っておけば完璧です。

つまり話し上手と下手な人の印象の違いは、どれだけ相手の気持ちになって話せるか「想像力」の差ともいえるのです。

今すぐ使えるお願い文の作り方

話す

基本が理解できたところで、ここからは実際に使えそうなフレーズを紹介していきます。

相手の好きなこと

ポイントは、気持ちををストレートに言うのではなく相手のメリットから言葉を作ること。

では実際にどんな言葉をかければよいのか、みなさんも考えてみてくださいね。
服装が派手だから直してほしい時

あなたは会社の女子社員の服装が派手なことに悩んでいます。注意したいのですが、キツイ事を言って仕事に支障がでるのもいけません。

「仕事なんだから、もうちょっと服装考えなよ」
↓↓

「この前の服の方が、優しそうで好評だったよ」

服装を変えても、その分メリットがあると思わせることが大切です。

 

仕事が間に合わない、待ってほしい時

頼まれていたデータが期日までに間に合わない!待ってもらいたいけれど、忘れてたなんて言ったら絶対怒られる。

「間に合わないので、少しお時間いただけますか」
↓↓

「どうしても加えたいデータがあるんです、最高の資料にするので少しお時間いただけますか」

「最高の資料」と相手の喜ぶ言葉を加えることがポイントです。

嫌いなこと回避

相手の嫌いな事から言葉は作ることもできるのです。

これ嫌いでしょ?だからやらないで済む方法教えるよ。そんなイメージです。

後輩がミスを隠そうとしている時

お客様に間違った説明をしてしまった。気付かれてないのをいいことに、隠そうとする後輩を説得したい。

「間違いでもお客さんに嘘をついたことは変わりない、すぐに謝罪してこい」
↓↓

「後でわかったらクレームになる。今正直に話せば逆にお客さんの信頼を得られるかもしれない。ピンチはチャンスだ!」

後輩は謝ることよりも、お客様に「怒られる」ことを恐れています。

言っている内容はどちらも謝罪ですが「怒られる」ではなく「信頼を得られる」と嫌なことを回避する言葉を選んだのです。

 

 営業で話を聞いてもらえない時

掃除機の飛び込み営業をしているが誰も話しを聞いてくれない。インターフォンで会社名を言っただけで切られてしまう。

「掃除機のご案内に参りました。お話だけで結構ですので紹介させていただけませんか」
↓↓

「毎日お掃除大変ですね、便利な掃除グッズを用意しました。少しでいいので掃除を手伝わせていただけませんか」

実際に成功するかはわかりませんが「話を聞く」よりも「掃除を手伝ってもらう」ほうが、お客様のメリットは大きくなるはずです。

選択の自由

たくさんあって選べない?だったらAとBどっちかに決めて!という方法です。

こっち。と口にした瞬間、人は全てを自分で決断したかのように錯覚します。

その心理を利用したのが選択の自由です。

 ランチのデザートを完売させたい時

デザートの注文がいつもよりも少なくて、このままでは余ってしまう。なんとか完売させたいけどどうしたらいいのか。

「食後にデザートはいかがですか」
↓↓

「食後のデザートにAかBはいかがですか」

最初の質問だと「食べる」「食べない」の2択ですが、「A」か「B」と聞かれるとどちらかを選びそうになりませんか?

実際の選択肢は「A」「B」「食べない」の3択なのに、無意識に2択させる心理トリックです。

 

 謝っても許してもらえない時

注文と違う商品を発送してしまった。請求書も間違っていたため怒っている。なんとか謝罪を受け入れてほしい。

「申し訳ありません。今回のご注文は半額にさせていただきます」
↓↓

「申し訳ありません。今回半額にするか、1年間送料無料クーポンをつけさせていただきます」

最初の質問だと、金の問題じゃないんだよ!となりそうですが、2個目だともうそれしか選択はないってことか?仕方ない、選ぶか……。となるわけです。

認められたい欲

他人に認められたい、いい顔見せたいと思っている人に効果を発揮する言葉です。

 残業をお願いしたい時

いつも断られるけど、今日だけはどうしてもお願いしたい。

「今日残業お願いできる」
↓↓

「君の仕事は、いつも早くて正確だから是非お願いできないかな」

他の人じゃなくて君に。だって仕事めっちゃできるじゃん。こんな風に頼まれたらそうそう断れなくなってしまいます。

 

 送別会の幹事をお願いしたい時

立候補は誰もしない。何とかして誰かにやってもらわなくちゃならない時。

「送別会の幹事やってくれないかな」
↓↓

「仕切るのが上手いし、盛り上げ上手だからやってほしいんだ」

そこまで腕を買われたら「私でいいの?」と言ってしまいそうです。誰だって自分を認めてもらうのはうれしいのでしょう。

あなた限定

人は元々、限定という言葉に弱いです。期間限定とか。

意外に感じるかもしれませんが、あなた限定はたくさんの人にお願いする時のほうが効果があります。

 忘年会に出席してほしい時

幹事としては人数多い方がいいから必死にお願いしてみます。

「忘年会に参加してほしいな」
↓↓

「Aさんが来ないと盛り上がらないよ。Aさんだけには絶対来てほしいの」

全員に同じことを言っているのだろうけど、自分だけは行かなくちゃって思いますよね。

 

 コミュニケーションを深めたい時

どうしても仲良くなりたい人がいる時に断れない状況をつくることもできるんです。

「ライン交換しよう」
↓↓

「ライン教えて。みんなには内緒で相談したい事があるから」

悩みがある、相談したいと言われたら無下に断ることができません。

チームワーク

1人ではダラダラしてしまいますが、誰かと一緒ならやる気が生まれます。

 仕事が遅くてイラついた時

仕事が遅すぎて待てない時に、はっきり言うのはあまりよくありませんね。ここはやんわり伝えたほうがモチベーションを落とさずに済みそうです。

「いつできるの?早く終わらせてね」
↓↓

「よし、一緒にやろう」

これ言われたら、新人だったら本気で焦りますけどね。

 

 仕事のやる気をだしてほしい時

がんばれとはっきり言われると、逆の行動を取りたくなってしまいます。

「みんな頑張ってるんだからもっと頑張れ!」
↓↓

「私も仕事は好きじゃない。けどこの前の君のレポートはすごく良かった」

褒めて伸ばすだけでなく、自分も我慢していることを伝えると、共感できるので距離が近くかんじます。

感謝

人はありがとう、と言われると 断れなくなるものです。

 仕事を頼むと嫌な顔をされる時

「すみませんが、これもお願いできますか?」
↓↓

「いつもありがとう。すごく助かってるよ、申し訳ないけどこれもお願いしちゃっていい?」

先にお礼を言われたら、嫌とは言えなくなってしまいます。

 

エアコンの温度設定を守ってほしい時

直接言うと、すごく嫌な人ですよね。

「会社の規則は守ってください」
↓↓

(張り紙)「いつも設定温度を守っていただきありがとうございます」

張り紙をするだけで、罪悪感に駆られ設定温度を守ろうとします。

コンビニのトイレでもよくみかける手法ですね。

毎日続けることで印象は変わる

桜の花

後半、駆け足になってしまいましたが、上手い言い回しのコツは掴んでいただけたでしょうか?

自分の希望を叶えたいときには、まず相手の気持ちを考える。

嫌味なく上手にお願いができる「話し上手」な人は、あなたよりも自然にできているだけです。

だから諦める必要はありません。基本の3ステップを常に意識し、1日1つ上手にお願いしてみましょう。

慣れてくれば自然と言葉が浮かぶようになるでしょう。

伝え方や言葉の選び方次第で相手に与える印象は、良くも悪くも簡単に変えることができるのです。

 

 

 

ー参考資料ー

伝え方が9割

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