真剣に聞いてるのに「答えはいらない、聞いてくれるだけでいいいのに説教しないで」って女の人に言われるんだけど、どうしたらいいんだろう…
こんな人のための記事です。
職場でも、プライベートでも、真剣に
- 解決策を考える
- アドバイスをする
- ダメな所を指摘する
と、頑張ることありますよね。
でもこれ、本当に女性が望んでいる答えなんでしょうか?
女性の立場からすれば
- 聞いてくれるだけでいい
- 気持ちを理解してほしい
- 感情を共有したい
だけなのです。
結論を言ってしまうと、
もちろんアドバイスが欲しいときもあるけれど、気持ちを理解してほしい!
と、いうことです。
この記事では、その理由について解説していきます♪
女性の「愚痴」と「相談」を見分けよう
男性脳は相談、女性脳は愚痴が基本の考えです。
それを理解してないと、会話のキャッチボールはできません
女性が求めているのは共感で、会話は雑談、自分が話せればいい。
男性が求めているのは解決策で、会話はオチ、結論が必要。
これを理解しないと、前に進みません。
ただ「しゃべりたいだけ」の女性に
- 面白いことを言って笑わせよう
- で、結局なにが言いたいの?
- こないだも同じこと言ってたね
なんていう男性は要注意。
幸せがどんどん逃げていくので、嫌われない会話をしていきましょう
愚痴と相談の見分け方
基本的に
- 何も聞かれなければ愚痴
- 意見を求められたら相談
みたいな感じです。
具体的に解説すると、相談の場合
- どうしたらいいと思う?
- あなたならどうする?
と、「?」がついています。
この場合、きちんとアドバイスしてあげましょう。
「?」がなく「聞いて~」という感じなら、それはただの愚痴
ただ、ひとつ例外として「あなたはどう思う?」の場合、アドバイスは禁止です。
え~?なにが違うかわからないよ?
上で紹介した
- どうしたらいいと思う?
- あなたならどうする?
この2つは、行動に関する質問なので、明確な答えが必要です
それに対して
- あなたはどう思う?
は、意思確認です。
自分の反対意見(敵)とわかれば、全て否定されると感じ、女性がそれ以上話すことはありません。
意見に賛同、肯定しないと、会話が終わってしまうので注意です!
愚痴の聞き方・共感の方法【実践編】
共感のポイントは、会話の中の「事柄」と「感情」を聞き分けること。
そろそろ健康診断かぁ、憂鬱だわ…
- ✕俺も受けなきゃだ。どこの病院で受けるの?
- ○憂鬱って、どこか体調悪いの?
愚痴を聞くときには、②のように感情について話します。
これをふまえて、実際に愚痴を聞いていきましょう
①友人の愚痴・他人の批判はNG
愚痴を聞いていたら逆に怒らせちゃったんだけど、なにがいけなかったのかな…
男:「確かにひどいね、時間守れないような子と付き合う必要ないよ」
女:「なんでそんなこと言われなきゃならないの?友達の悪口言わないでよ!」
男:「は?なんでキレてんの?お前が言ったんだろ?」
この会話の間違いは、友達を悪く言ったこと。
母親の悪口を自分が言うのはいいけれど、友人に言われたら腹が立つ。
これと同じで、女性の友達を批判するのはNG!
共感すべき感情は「遅刻したのに謝らなかったから、頭にきた」です。
「頭にきた」から会話を広げると
- 遅刻って、どのくらい待たされたの?
- 遅れるって連絡なかったの?
- 普通、まず謝るよね
みたいになると思います。
自分の気持ちをわかってくれた~、と感じると女性はスッキリできるんです
まとめると
- 友人を批判する→友達をけなす嫌な奴
- 怒りに共感する→自分をわかってくれる人
というわけです。
②仕事の愚痴・アドバイスは不要
真面目にアドバイスしてるのに、全然聞かないのは頑固なの?
男:「みんな口に出さないだけで、サラリーマンは全員そうだよ」
女:「上司の味方するわけ?」
男:「違うよ、急に休んだとき代わりがいないと困るじゃん。あ、資格とか取ればいんじゃない?」
女:「そういう話じゃないから!もういい!」
自分にしかできない仕事をしたいなら、資格がないとできない仕事をすればいい。
男性のアドバイスは、正論かもしれません。
だけど、いちばん味方になってほしい人が、敵の味方をしたら裏切られた気持ちになってしまいます
女性にとって、上司は敵。敵の味方をする人は敵になって当然です。
共感してほしいのは「ひどいことを言われた」ことに対してです。
男性は
- なんだそれ、パワハラじゃん
- まじでムカつく上司だね
- よく我慢できたね、他の人は何も言わなかったの
というように共感すべき。
アドバイスを求めてないので、受け入れられないのは当然です
このあとで
- 上司を見返す方法
- 仕返しの方法
- 辞めさせる方法
を聞かれたら、初めてアドバイスをすれば良いのです。
③日常生活の愚痴・結論はなくていい
ちゃんと聞いてるのに、話を聞いてないって言われちゃうんだよね…
男:「おばさんだからね~。どけって言わなかったの?」
女:「言えないよ。なんか威圧感あったし」
男:「なら仕方ないじゃん、俺じゃなくておばさんに言わなきゃ意味ないでしょ」
女:「話聞いてる?だから、勢いがすごかったんだって」
男:「聞いてるよ。だから俺にどうしてほしいんだよ!」
俺にどうしてほしい?答えは、話を聞いて一緒に怒ってほしいです。
これでは、女性が注意しなかったのが悪いと言っているようなもの。
なんで被害者が責められなきゃいけないの…?
解決すべきは、おばさんの行動ではなく「女性のやり場のない怒り」です。
あなたに何かしてほしいのではなく、ただ認めてほしいだけ
- そのおばさん図太すぎ、常習犯ぽいね
- 店員も見て見ぬふりしたの?
- 注意したら、絶対逆ギレするよね
と共感するだけでOK。
女性の「聞いてる?」は、話を聞いていない、ということではなく「話の意味わかってる?」という意味です
繰り返しになりますが「はっきり言えばよかった」なんてアドバイスや、正論は必要ありません。
愚痴を聞くときは、意見に賛同、肯定が基本ルールです。
味方をしたい人の感情に共感、正論や批判はウザいだけ!
愚痴の聞き方・やってはいけないこと:まとめ
今回は、愚痴の聞き方のポイントを3つ紹介しました。
まとめると
一緒に友人の悪口をいうのは間違い→友人をけなすことになる
その友達、問題あるよね…
誰だって、家族や友人を否定されたら嫌でしょう。
仲がいい人だけが、言っていい悪口もあるのです。
「客観的にその子のこと、どう思う?」と質問されないかぎり、他人を批判してはいけません。
仕事のアドバイスは間違い→ウザいだけの人
お前のこと考えて言ってくれてるんだからさ…
自分の気持ちを否定されたら、ウザいと感じるのは当たり前です。
何気ない会話なのにアドバイスをしたら、上から目線でムカつきます。
相手の気持ちを尊重することができなければ、共感を得ることはできません。
行動を否定するのは間違い→怒りをかう
こうすればよかったんじゃないの?
人は、共感される喜びよりも、否定される苦しみを強く感じます。
一度怒りをかってしまったら、二度と相談されないでしょう。
謝っても、否定した事実は消えません。
気を付けないと「一緒にいるのは楽しいけれど、相談は別の人にする」と、言われてしまうかもしれません。
信用を失う前に、3つのポイントに気を付け、て少しずつ試していきましょう♪
ではまたっ!
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