仕事のできない上司って、ほんとにもう…なんとかならないのかな?
無能な上司を働かせるには、どうしたらいいんだろう?
こんな悩みを抱えた人のための記事です。
どこにでもいる、無能な上司。
悩まされている人は少なくないと思います。
仕事のできない上司を、なんとか働かせることができれば
- 会社にとってプラスだし
- 周りのモチベーションも上がるし
- 本人にだってやりがいを感じられるし
良いコト尽くめに思えますよね。
でも、結論から言うと
無能な上司にまともな仕事をしてもらうのは、たぶんムリ。ほぼ不可能です
この記事では、無能な上司を上手く転がす3つの方法を解説していきます。
「無能な上司の特徴」3選
特徴①仕事を丸投げ、働かない
机をトントン叩いたり、ボールペンをカチカチ鳴らしたり。
難しい課題に取り組んでいる、考えごとをしているアピールをしている上司。
本当は、仕事がなくてヒマなのに
- 業務のフォローをしない
- 書類をろくにみないでハンコを押す
- 相談には答えない
なんて、いつものことですよね。
日本企業は年功序列で給料が上がり、下がることはほとんどありません
つまり、無能な上司の
俺の若いころはもっと大変で、色々頑張ってたんだぜ
という話は
- 昔頑張ったから少し休憩
- 若手の頃の給料を今回収
- 過去の武勇伝
かもしれないということ。
若手の頃、頑張って働いて成果を出しても抑えられていた分の「未収」給料を、おじさんになってから回収しよう!ということです。
「未収」分の回収ですから、現在の働きとひもづかないのは当然。
勤続年数全体で言えば、給料に見合う働きをしてるんだから、今だけ見て「働かない」とか言われても困るよ
というわけです。
特徴②部下に責任転嫁する
会社の中で「上司」というのは、どんなに無能でも権力を持った存在です。
仕事は丸投げ、働かなくても「部下のミスは上司の責任」という考えならば、改善の余地はあると思います。
しかし、部下のミスに
- 自分で解決しろ
- 責任者はお前だ
なんて言えば、信頼関係はドンドン薄れていきます。
気づけばすっかり「使えない」上司に。
無能な上司は自分のことしか考えないため、非常に厄介
中にはもちろん、しっかり働いている上司もいるのですが、こういう「できる上司」が、意外に
まぁまぁ。君もう少し頑張れない?アイツもあれで大変なんだよ
みたいな感じで、「無能な上司」の守護神役になりがちだったりします。
こうなってしまっては、上司を改心させるなんて、夢のまた夢です。
既に働いてる部下の仕事を増やして、無能な上司を放置する会社って…あきらめるしかないのかな
特徴③新しいことに否定的
変化が激しい時代にも関わらず、柔軟性がなければ無能な存在になります。
新しいことを提案しても
- 新しいスキルを学ばない
- 持っている知識もアップデートしない
- 実務経験も増やさない
ということで、昔からのやり方を通します。
今までFAX受注で問題なかったから、パソコンとか必要ないよ
いまだに、パソコンやメールソフトを全く使えないという上司もいます。
そんな上司を働かせるには
- 話しかけやすい環境作り
- スキルアップの手助け
- コミュニケーション不全の調整
など、あらゆる面で周囲のサポートが不可欠です。
そんな上司のサポートに取り組む人はかなりレアですから、基本的に「座っているだけ」という結論に落ち着くわけです。
気づけばすっかり、無能なだけのおじさんです
「無能な上司」を上手く転がす対処法
①クローズドクエスチョンで「答えを誘導」
YesかNoで答えられる簡単な質問のこと
上司が指示をだせないのなら
- こちらの案でいいですね
- 許可いただけますか?
など、簡単に答えられる質問に変えること。
最後に決めたのが自分なら、責任転嫁もできません。
無視して勝手に進めるわけではありませんし、待っていてもいつ答えがでるかわからない…。
ならば、2択の質問方法でぱぱっと決めてもらいます。
うちの上司は決断が早くて助かる。なんて言えば、手のひらで転がせること間違いなし!
②相手の得意なことを「相談する」
今は無能な上司でも、昇進できたということは昔は仕事ができたのでしょう。
今は無能かもしれませんが
- 昔やっていた仕事内容
- 取引先の情報
を知っているかもしれません。
答えがわかっている内容を、あえて聞いてみるのもいいでしょう。
自分の得意なことを聞かれて、嫌な気持ちになる人はいません。
一見時間も無駄に思えますが、上司を転がすためにはコミュニケーションを取ることも重要です。
相談すれば、気分がよくなるだけでなく、信頼関係につながります
③おだてて「仕事をさせない」
上司が口出ししてくると、かえって仕事が増えて面倒なのよね…
どうせ使えないなら、大人しく居眠りでもしていてもらった方がマシ…。
そこで、角が立たないよう
- あなたの手をわずらわせるほどでもありません
- この程度なら私がやります
- 嬉しいんですけど、自分の実力を試したい
などと断ります。
上司を立てれば機嫌もよくなりますし、こちらは仕事がはかどるので一石二鳥です。
本音を言うと怒らせてしまうので、言い方だけ工夫していきましょう。
「無能な上司」になる原因①ピーターの法則
ローレンス・J・ピーターの名前を取ってつけられた法則で
- 有能な人は能力の限界まで出世し、限界のポジションまでいくと無能になる
- まだ、限界まで出世していない人で実際の仕事は回っている
というものです。
結局俺は、部長どまりだったな…
有能な課長だから、部長になった。
しかし、部長として無能だから、それ以上出世できません。
つまり、上司は全員無能。
まだ余力を残している有能な部下が、仕事をせざるを得ない状況になるということが起こるのです。
「無能な上司」になる原因②ハロー効果
でも、うちの会社では無能な人も出世しているんだけどな…
その理由は
思い込みや先入観だけで人や物を決めつける、ハロー効果が原因です。
自分の勝手な価値観だけで
- 中退した人は仕事も長続きしない
- 芸能人が使う化粧品には効果がある
などです。
ハロー効果には2種類あり
- 良い方向に決めつけたとき
- 悪い方向に決めつけたとき
で対応が変わってしまいます。
単なる思い込みですが、これで評価が変わってしまうのがハロー効果の怖いところです
ポジティブハロー効果
人の良い部分をみて、実際よりも良い評価をすること
よくあるポジティブハロー効果には
- 大きな声で挨拶→明るい性格
- 英語が話せる→仕事ができる
があります。
良い部分が目立てば優秀にみえますが、実際に仕事ができるのとは別問題です。
大きな声のKYや、英語が話せる非常識も存在します
良い評価をされる人は、上辺を取り繕うのも得意なので
- 上司に取り入る
- 有能さをアピール
- 相手の気をひく
のが上手いです。
役職のついた人たちは、自分の考えを訂正するのが嫌なのもあり、出世してしまうことがあるというわけです。
ネガティブハロー効果
人の悪い部分をみて、実際よりも悪い評価をすること
ネガティブハロー効果には
- 太っている→自己管理できない
- おどおどしている→積極性がない
などです。
仕事ができても、出世できないかもしれません。
自己管理ができないから「決まりが守れない」とか、積極性がないから「職場に馴染めない」なんて、本当にいい迷惑です
どんなに仕事ができても
- 役職者の椅子の数は決まっているし
- 急に評価は変わらない
最初の一歩で遅れると、追いつくのは大変です。
この場合も、無能な上司の下に有能な部下ということになるのです。
思い込みで正当な評価をしないなんて、やっぱりあの上司信用できないわ…
最後に:転職しても上司は無能
無能な上司に嫌気がさし、転職を考えている人もいるでしょう。
ですが今「有能な部下」ということは、将来あなたも「無能な上司」になる可能性を秘めているということです。
ピーターの法則を信じるならば、どこへ行っても上司は無能。
あなたが転職をしても、状況は変わらないのかもしれません。
今回紹介した
- クローズドクエスチョンで「答えを誘導」
- 相手の得意なことを「相談する」
- おだてて「仕事をさせない」
を試してください。
うまく転がすことができれば、今より仕事が楽しくなると思います。
無能な上司に悩まされる人が少しでも減りますように手…
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頑張っていたら、きっとイイコトありますよ♪
ではまたっ!
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