転職を繰り返す理由が判明!原因は【万能感と器用貧乏】

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今度の仕事で最後にしよう。そう思いつつ転職を何度も繰り返している。

本当に最後の仕事にしよう!と採用が決まった後に面接用のスーツを処分したのに結局また購入することになった。

毒親に育てられたから?ブラック企業だったから?上司が最悪だったから?

とはいえ10社以上も転職を繰り返せばさすがに自分が原因だと認めざるを得ないでしょう。

世間では30代で2回は多くて、3回だと採用が厳しいよ

青い鳥症候群と言われても、まだ少しモヤモヤしていた方

今回は完全にスッキリできる理由と解決方法だと思います!

過去の間違っていた転職理由

・残業が多すぎて、言っても改善されなかった
・上司ウケがよすぎて、評価が高かった
・新人が入ってきた
・仕事が覚えられなかった

一つずつツッコミを入れていきますね。

・残業多すぎた所
改善されないなら、困らせてやる!って勢いで…。引き止められた時はすごい気分がよかった

・評価が高かった
ミスできない!ってプレッシャーに負けた「私そんなできる子じゃありません」とも言えず辞めた

・新人がきた
もしかして私いらない子?クビ?」と勝手に思ってモチベーションが下がった

・仕事が覚えられなかった
指摘されたことはなかったけれど覚えられない自分が嫌だって思ったから

そんなこと!?と思わずに。

本人は真剣です。

よく見ると上の退職理由には共通点があるんです。

・問題点から目を逸らし解決しようとしない
・誰かに相談せずに、辞める・逃げる道を選んでしまう

この原因こそ万能感だった!

転職理由①万能感とはなにか

なにかがうまくいかなかった時、立ち向かわずに逃げれば絶対に負けることはありませんよね。

テスト勉強が全くできなかったとき

試験で赤点を取るよりも、病気で受けられないほうが自分のプライドは傷つかない。

逃げる点では仕事もテストも同じです。

本当に万能で万能感を持つならいいですが(そんな人間はいないでしょう)そうではなく、万能でないのがわかっているからそう思っていたい。

つまり、挫折したくない。自分のダメな部分を認めたくないのが万能感というわけです。

万能感はどこからきたの?

少し難しい話になりますが、心理学者のユングはこう考えました。

人間の中にある無意識は、5つのパターンがある
①グレートマザー②オールドワイズマン③アニマ④アニムス⑤永遠の少年
5つまとめて「元型」って呼ぼう

そして転職を繰り返す理由が「永遠の少年」の特徴にぴったりだったのです。

永遠の少年とはなにか

ピーターパン症候群といえば聞いたことのある人もいるでしょう。

子どもの頃、タケコプターを作れるかも!とか、足が速いからオリンピックで金メダル取れる!自分ヤバイ!と思ったことはないでしょうか?

私はカメハメ派を練習してた

幼児期、5歳くらいなら「自分は万能」という幻想を持っているのは普通のことです。

でも大人になっても手放せなかったら?

自分は本当はもっと凄い!ミスなんてしない!俺の凄さをわからせてやる!みたいな気持ちになってしまうんですね。

要するに、自分を過大評価しているんです。

痛すぎる…。

最初の転職理由の太字部分を抜き出すと、驚くほど当てはまります。

・改善されないなら、困らせてやる!
私の実力を思い知れ!
・ミスできない!ってプレッシャーに負けた
は万能だからミスしちゃいけない人間だ
・もしかして私いらない子?
の凄さがわからないなんて
・覚えられない自分が嫌だ
がこんなにできないハズはない

永遠の少年になる原因

子どもの頃に感じた「見捨てられ不安」が原因です。

見捨てられ不安は、時々しか親を頼りにできず母親に突き放されることがあった人がなりやすいといわれています。

親との繋がりが不安定なので、辛い出来事も「助けてくれないのではないか」「このまま見捨てられるのではないか」と常に顔色を伺ってしまい情緒が安定しなくなってしまいます。

愛着スタイル「不安型」に分類される心理傾向ともいえるでしょう。
愛着スタイルとは何か?性格ごとの育ち方と対処法

見捨てられ不安の悪影響

親に助けてもらえない、親を頼りにできない。でも親がいないと生きていけない。

そんなとき子どもはどう考えるのか。

答えは親に認めてもらえる価値のある人間になることです。

すごい結果を出せば母親が認めてくれる、価値のある人間ならば助けてもらえる。

ならば万能な人間になろう。

それは「普通=無価値」と変わり、平凡恐怖を抱えることになるのです。

<まとめ>
平凡はいけないこと、すごいと思われなくてはいけない。
そのためには?結果が必要、ミスは許されない。
万能でないことがバレる前に転職しよう。

転職理由②器用貧乏

でもそんなに転職して、よくいろんな仕事に対応できるね

そうなんです、転職を繰り返したもうひとつの原因はこれでした。

販売、製造、事務など。器用な人はそれなりにこなせてしまいます。

結論をいうと、選べる仕事の幅が広いことが転職を誘引していたのです。

自分にはこの仕事しかできない、他の会社ではやっていけない。

という人と比べると、なんでもこなせるのはマイナスにしかなりません。

はっきり言えば、そこそこできる代わり何一つ身についてはいないということ。

ですが器用貧乏は決して悪いわけではありません。

良く言えば好奇心があるとも捉えられますし、いい方向に伸ばしていけばいいでしょう。

万能感を手放す方法

最後に最も厄介な万能感を手放す方法を紹介します。

①自分を認める

方法は?誰かに助けてもらった経験を思い出しましょう。

道を尋ねたら教えてもらえた、ハンカチを拾ってもらった

どんなに些細な出来事でも、自分が助けられる価値のある人間だと気付くことが必要です。

②自分と他人を入れ替えて想像する

自分のミスを他人を入れ替えて想像し、どう感じるかということですがわかりずらいので具体例をあげてみます。

あなたの同僚は、上司の評価も高いしミスもしない。この同僚がミスしたらあなたはどう思いますか?

・人間誰でもミスはする
・どうしたの?何かあったのかな
・なんかちょっとうれしい

こんな感じでしょうか。ちなみに最初の例ではミスをしてはいけない!と仕事を辞めてしまいました。

こう考えてみると、ミス=能力がないことに直結しない、ミスを喜ぶ人間もいることがわかるでしょう。

それがわかれば、自分が万能でいる必要もなくなりますね。

最後に:万能感の向こう側の景色を見よう

万能感の対局にある感情は「有能感」です。

これは、誰かと協力して逃げずに戦った実体験や、問題から目を逸さずに解決したときに得られた自信のこと。

努力で身につく感情です。

さらに万能感は不安から起こる感情でしたが、有能感は実体験に基づいた安定している感情です。

少しくらいのトラブルが起きても、逃げずに立ち向かっていけるでしょう。

<まとめ>
転職を繰り替えす人は、万能感を手放して有能感を手に入れよう

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