迷っている時間がもったいない。
考えるよりも行動しよう、やり始めればなんとかなる。
一般に先延ばしはせずにすぐ行動するほうが良いとされる傾向が強くあると思います。
このブログでも、先延ばしをする理由や先延ばしの克服法を紹介してきました。
とはいえ未来の幸せを考えて現在の楽しみをすべて先延ばししたらやはり後悔しますよね。
そこで今回は「先延ばしすべき事」と「すぐやる事」の見分け方を紹介します。
「先延ばしすべきこと」の見分け方
●病気の治療法
●転職(適職)を探す
●アート、クリエイティブな内容
上記は先延ばししてみよう!
これらの共通点は石器時代にはなかったことです。
人間の本能にはない最近できたことに関しては先延ばしをして論理的に考えたほうが良い結果になるというのが結論です。
「最近できたこと=あまり経験したことがない」のであれば先発者をみて多くを学んだほうが成功の可能性は高くなるといえるのです。
投資の決断
あなたがどの株を購入しようか考えたとき「先延ばしはいけない」と直感で銘柄を決めてはいけないということです。
どの株が値上がりしそうか、どんな会社なのか調べるためには先延ばしが必要です。
病気の治療法
昔はやけどに味噌を塗ったり、湿疹に線香の灰が効くと信じていた人もいました。
病気の治療も人間の歴史で考えれば最近の出来事です。
治療をしないのではなく今の治療法が本当に正しいのかセカンドオピニオンなどで時間をかけるという意味で治療は先延ばしすべきことに当てはまります。
転職(適職)を探す
求人誌の一番初めに載っていたから。と仕事を決めることはあまりないと思います。
しかしどのくらいの年代が多いのか、仕事内容は何か知らずに働くことは難しいでしょう。
転職も下調べの時間は必要です。先延ばしをして計画的に行いましょう。
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アート、クリエイティブな内容
画家や作家など新しい物を生み出す作業は時間をかけたほうが良い結果が得られます。
レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」も20年もかけて書かれてました。
つまりプリズムや解剖学研究をしながら完成を先延ばしにしたことで素晴らしい結果になったといえるのです。
「すぐやるべきこと」の見分け方
・自分の得意分野
・食べ物の評価
・友人選び(信用できる人間か)
上記は先延ばししたらダメなこと!
これらの共通点は石器時代からあった事や自分が経験していることです。
人間の本能にあることは、先延ばしをせずに直感で考えたほうが良い結果になるのです。
多くの経験をしていること
部屋の掃除や宿題などたくさんの経験をしていることは先延ばしせず、すぐにとりかかりましょう。
皿洗いをしなければカビが生えてもっと大変な思いをする、宿題をしなければ先生に怒られる。
これらのことは論理的に考えるまでもなく結果がどうなるのか経験からすぐに想像できるでしょう。
時間をかけて考えても良い結果に繋がらないものは先延ばしすべきではないのです。
自分の得意分野
自分がその分野のプロフェッショナルであれば直感に従いすぐに行動するべきです。
株の投資や病気の治療法もすぐに決めていいのです。
何を言っているんだ、さっきと違うと思われたでしょう。
ですがあなたが投資家だったら?医師だったら?
自分に十分な知識があればそれ以上の下調べは必要ないというわけです。
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食べ物の評価
石器時代では腐ったものを食べることは死に直結したため人間には見た目や味で直感的に危険なものを判断する能力が備わっています。
つまり「美味しい」「まずい」はの評価は悩まず直感でいいということです。
加えるならばハンバーグを食べに行きメニューをみてオムライスが食べたいと直感で思ったときにはオムライスを食べたほうが後悔が少ないといえるでしょう。
友人選び(信用できる人間か)
初対面で「仲良くできそうだな」な「気が合わなそうだな」というのは無意識に感じると思いますが、それってだいたい当たっていませんか?
米国ロミンガー社の研究ではこのような結果がでています。
・知り合ってから1~3年の相手への評価は正確さが高い
・知り合ってから3~5年の相手への評価は正確さが低い
面白いと思いませんか?
知り合ったばかりの相手には正確な評価ができるのに、長く付き合うほど私情が入り相手への評価に正確さがなくなってしまうというのです。
この結果からも友人は直感で選んで良いといえるのです。
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