好きを仕事にすると不幸になる理由【副業のススメ】

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少し前までは「好きを仕事にしよう」「やりたい事をみつけなさい」

と言われていましたよね。

しかし最近では「好きな事を仕事にするな!」という考えが広まりつつあるようです。

どうして?好きなことのほうが良くない?
私はブロガーになりたいよ!

その代表格「科学的な適職」の中で著者の鈴木裕さんはこう言っています。

「好きな仕事」を求める気持ちが強いと、そのぶんだけ現実の仕事に対するギャップを感じやすくなり(中略)その結果、最終的な幸福度が下がるわけです。(p44)


科学的な適職 4021の研究データが導き出す、最高の職業の選び方

つまり「好きな仕事」は不幸になるらしい。

とはいえ好きな事をしていたいですよね。

というわけで今回は好きな仕事をしつつ不幸にならない方法を探っていきたいと思います。

好きを仕事にすると不幸になる

突然ですが童話「アリとキリギリス」は聞いたことがあると思いますが、キリギリスがアリに見捨てられてしまう結末はご存知でしょうか?

まずは簡単に2つのストーリーを紹介したいと思います。

<季節は夏>

キリギリスは言いました
『俺は、バイオリニストになる!』
今仕事しないと冬大変ですよ
アリはいつでも現実的です
『砂糖運ぶのが仕事?そんなのただの肉体労働だろ、お前は女王の召使いか?国家の犬か!』
いえ、私はアリです

<季節は冬になりました>

①のパターン
『やべぇ、マジやべぇ。なあアリさんよぉ、食いもの分けてくんない?』
それは大変!さぁ私の食料をお食べなさい!
マジサンキュー。俺、来年の夏は働くわー』

②のパターン
『やべぇ、マジやべぇ。なあアリさんよぉ、食いもの分けてくんない?』
夏に歌っていたのなら、冬の間は踊ってみたらいかがです?
翌朝、キリギリスは冷たくなって発見されました。

①アリに助けられ、キリギリスが心を入れ替える
②アリに見捨てられ、キリギリスが死んでしまう

もともとは②だった結末が翻訳の過程で①に変更されました。

②の結末からわかることは楽しくない労働をしたアリは幸せになり、楽しいことをしていたキリギリスが不幸になったということです。

これを表にして考えてみたいと思います。

「働く」「仕事」「労働」の違いを考える

働くとは仕事と労働の総称です。

働くの意味

つまり

砂糖運ぶことは労働(苦役)バイオリンを弾くことは仕事と考えることができるのです。

・仕事=自分のしたい事

・労働=他人(会社)から強制される苦役
・働く=2つを合わせたもの

とはいえアリはずっと労働させられて辛くはないのでしょうか?

悩むのは「したいこと」と「していること」が違う時

今の仕事が辛いな、好きな事を仕事にするべきか?

と悩むときはおそらく「自分のしたいこと」と「自分のしていること」が違う時です。

つまりアリのようにやりたいことがなければ労働を辛く感じることもないのです。

やりたい事のあるキリギリスは仕事と労働どっちをとるの?と常に葛藤しています。

キリギリスの頭の中を再現してみましょう。

バイオリン→稼げない→けど楽しい

稼ぐにはアリのように労働すべき

労働→稼げる→退屈

退屈だからやらないし、やりたくもない。

そしてその結末は悲惨そのものでした。

やはり自分のしたいことを強く持っている方が不幸な結果になるのでしょうか?

確かに労働に疑問すら持たないアリのほうが生活は安定しています。

そうだけど、やっぱり納得できないよ!

好きな事を仕事にするのは「ギャンブル」と同じ

好きな事、面白い事をしたい!

だけどお金にならなければ仕事といえるかさえも微妙です。

好きで作ったCDがたまたま1枚売れたとしても生活は難しい。

もしかしたら将来バイオリンでご飯が食べられるかもしれない。

ブロガーやトップモデルになれるかもしれない。

とはいえ世の中才能のある人はたくさんいる。その中で成功にかけるのはある意味ギャンブルと同じこと。

宝くじに期待しているのと全く同じだといえるのです。

好きな事を仕事にしても「労働」はある

いつも面白そうな事をしている YouTuber楽しい記事だけを書いて生活しているブロガーたち。

楽しいことならみんながやりたいと思いますよね。

ギャンブルとかぶりますが結局は限られた席の取り合いです。

よっぽどの才能と運がなければ成功は難しいといえるでしょう。

しかも映像や文章ではわからない圧倒的な準備と圧倒的な努力が裏に隠れているのです。

努力している姿を見せたら面白くなくなるため誰もみせようとはしないだけです。

自分がやってみて準備が面白くなかったら?

楽しいと思ってたものの努力が楽しくなかったら?

退屈だからやらないし、やりたくもない。

だってそれはキリギリスの言う労働だから。

つまり「好き」と思った仕事も努力の時点で楽ではないし面白くなければ労働になってしまうということです。

「好きな仕事」を求める気持ちが強いと、そのぶんだけ現実の仕事に対するギャップを感じやすくなり(中略)その結果、最終的な幸福度が下がるわけです。
引用:「科学的な適職」(p44)

今ならわかる気がするね

結論:好きな事は「副業」にしよう

とはいえずっとつまらない仕事を続けるのも嫌ですよね。

というわけで、ここで副業のお話をしたいと思います。

実は本業を続けながら副業したほうが33%も成功の可能性が上がるという研究があるんです!

なぜか?リスクを取らず、余裕を持って冷静に進められることが良い結果につながるから。

といわれています。

明確な目標や大きな夢は一見いいことに見えますが、夢にこだわり続けてキリギリスみたいに死んでしまえば意味がありません。

キリギリスの「楽して稼げる」「面白い」は理想的だけどあくまで理想。

というか現実的ではないんですよね。

つまりYouTuberの夢を想像しながら嫌な労働をするのではなく

嫌な労働をしながらYouTuberの夢を追いかける(想像ではない)ほうが成功できる=不幸にならないというわけです。

結局は現実の生活がある以上、労働という苦役を続けなくてはいけない。

その上で好きな事は副業で始めることが最も良い結果につながる可能性が高いといえるでしょう。

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参考文献
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