【タラントンのたとえ】増やさない人は奪われる聖書から学ぶお金の話

この記事は約5分で読めます。

給料や手に入れたお金をあなたはどうしていますか?

ただ持っているだけでしまいこみ、増やそうとしない。

活用しないのであれば「死に金」であり何も持っていないのと同じかもしれません。

お金だけではなく、自分の能力もただ持っているだけでは宝の持ち腐れです。

今回は、与えられたお金や能力は努力して活かすことが大切だと伝えているお話を聖書の中から紹介しようと思います。

マタイによる福音書 25章14節~30節

ある金持ちが旅行に出かける前に3人の使用人を呼び、それぞれの力に応じて自分の財産を預けました。

一番能力の高い使用人には5タラントン(3000万円)を。次に能力のあるものには2タラントン(1200万円)、最後の一人には1タラントン(600万円)を預けて旅にでかけました。

早速、5タラントン預かった者はそれで商売をして、ほかに5タラントンを儲けました。

同じように、2タラントン預かった者も、最初のお金のほかに2タラントンを儲けました。

1タラントン預かった者は、商売はせずに穴を掘り、主人の金を誰にも取られないように隠しておきました。

かなり日がたってから、主人である金持ちが旅行から帰って来て、3人の使用人に預けたお金の清算を始めました。

まず、5タラントン預かった者が進み出て、ほかの5タラントンを差し出して言いました。

「旦那様、私に5タラントンお預けになりましたが、御覧ください。ほかに5タラントンもうけました」

金持ちはそのお金を見て満足そうに言いました。

「忠実な良い使用人だ。よくやった。お前は少しのものに忠実であったから、多くのものを任せることにする。これからも私と一緒に頑張ってくれ」

次に、2タラントン預かった者も進み出て言いました。

「旦那様、私に2タラントンお預けになりましたが、御覧ください。ほかに2タラントンもうけました」

金持ちはそのお金を見て満足そうに言いました。

「忠実な良い使用人だ。よくやった。お前は少しのものに忠実であったから、多くのものを任せることにする。これからも私と一緒に頑張ってくれ」

最後に、1タラントン預かった者も進み出て言いました。

「旦那様、あなたは蒔かない所から刈り取り、散らさない所からかき集められる厳しい方だと知っていました。減らして罰を受けるのが恐ろしく、タラントンを地中に隠しておきました。御覧ください。これがあなたのお金です」

それを聞いた金持ちはこう言いました。

「怠け者の悪い使用人だ。わたしが蒔かない所から刈り取り、散らさない所からかき集めることを知っていたのか。それなら最初からわたしの金を銀行に入れておくべきであった。

そうしておけば、帰って来たとき利息付きで返してもらえたのに。さあ、そのタラントンをこの男から取り上げて、10タラントン持っている者に与えよ。

だれでも持っている人は更に与えられて豊かになるが、持っていない人は持っているものまでも取り上げられる。この怠け者の役に立たない使用人を外の暗闇に追い出せ。そこで泣きわめいて歯ぎしりするだろう

与えられた物を活かすことの大切さ

このお話は、お金だけではなく自分に与えられた能力や才能をきちんと活かしなさいと伝えています。

ユダヤ人はお金の教育がしっかりしているのですが、聖書の時代からお金のことについて書かれているのには驚きますよね。

しかも「聖書マタイ」ではお金を増やす努力をしなかった使用人は屋敷から追い出される、クビになってしまうだけですが、この話とそっくりな内容の「ルカの福音書(19章)」では使用人は処刑されてしまいます。

つまり、聖書の中ではお金を失ったら大変だ!と奪われることへの恐怖に勝てず、何の努力もしない人間は怠け者とみなされて生きる価値すらないと判断されるというわけです。

5タラント儲けた使用人と2タラント儲けた使用人

もし商売で失敗してしまったら厳しい旦那様にどんな仕打ちを受けるのでしょうか?

とはいえ不思議なことに厳しいはずの金持ちが、5タラント儲けた使用人と、2タラントを儲けた使用人に全く同じ言葉をかけているのです。

「忠実な良い使用人だ。よくやった。お前は少しのものに忠実であったから、多くのものを任せることにする。これからも私と一緒に頑張ってくれ」

普通に考えれば2タラント儲けた使用人より、5タラント儲けた使用人を高く評価するはずです。

それなのにどちらにも同じ評価をするのには、どんな理由があるのでしょうか。

おそらくこの言葉意味するものは、儲けた金額よりも努力や働きが大切だということです。

つまり、自分にどれだけ誠実に働いてくれたかで判断しているということです。

そう考えると1タラントンを預けられた使用人が商売で失敗し、預けられたお金を減らしたとしても、クビにはならなかったかもしれません。

なぜなら、金持ちが厳しくあたるのは努力をしなかった人間に対してだからです。

1タラントンを減らしてしまった使用人には再度チャンスが与えられるのではないでしょうか。

結論を言うと、お金をただ持って「死に金」にするくらいなら、損をしてもいいからこれを機会に「生き金」にする方法を考えてみようということです。

そうはいってもどうやって商売していいかわからない、お金ってどうやって活かせばいいの?と思った人はバビロンの大富豪より「お金」と「幸せ」を生み出す黄金法則についての記事に法則を書いていますのであわせてどうぞ。

タイトルとURLをコピーしました